▼第76回選抜高等学校野球大会 1回戦(2004/3/26)

_北(宮城)020 000 000=2_(東北)◯ダルビッシュ有−森
熊本工(熊本)000 000 000=0_(熊本)●岩見−徳山

勝利投手:ダルビッシュ有(ノーヒットノーラン:センバツ大会史上12人目)
投手成績:9回 / 投球数129 / 打者30 / 被安打0 / 奪三振12 / 四死球2 / 三ゴロ失策1 / 失点0 / 自責点0




アウト



熊本工の攻撃内容



20101 【1番宮崎竜】カウント2−1から外角低めのスライダーを三ゴロ。三塁手が一塁に悪送球して出塁。
【1番宮崎竜】記録は三ゴロ失策、無死一塁。
【2番橋村】 カウント1−2からの犠打が直球に押され三塁ファウルフライ、1死一塁。
【3番橋本】 カウント2−2から内角低めのシンカーに空振り三振、2死一塁。
【4番木村】 初球、一塁走者が二盗成功で2死二塁。カウント2−2から外角低めの直球を見逃し三振。
03010 【5番徳山】 外角の直球を引っ掛けて二ゴロ、1死。
【6番松本】 カウント1−3から外角低めに外れた直球を見送り四球、1死一塁。
【7番岩見】 初球から送りバントを試みるがピッチャー正面(投ゴロ)、二塁封殺で2死一塁。
【8番坂口】 外角寄り高めの直球に押されて二ゴロ。
30000 【9番湯徳】 カウント2−2から外角低めの直球に手が出ず、見逃し三振、1死。
【1番宮崎竜】フルカウントから内角低めいっぱいの直球に手が出ず、見逃し三振、2死。
【2番橋村】 カウント2−1から外角低めのシンカーに空振り三振(三者三振)。
30000 【3番橋本】 カウント2−2から外角直球に手が出ず、見逃し三振、1死。
【4番木村】 カウント2−1から外角高めのスライダーに空振り三振、2死。
【5番徳山】 フルカウントから外角のスライダーに空振り三振(この回も三者三振で6連続三振)。
03010 【6番松本】 カウント1−1から外角高めのスライダーを二ゴロ、1死。
【7番岩見】 初球、外角低めのスライダーを引っ掛けて二ゴロ、2死。
【8番坂口】 ストレートの四球、2死一塁。
【9番湯徳】 カウント1−2から外角低めの直球を叩いた打球は、高いバウンドの一ゴロ。
02100 【1番宮崎竜】カウント2−2から外角低めのシンカーを遊ゴロ、1死。
【2番橋村】 カウント2−1から低めのシンカーを引っ掛けて二ゴロ、2死。
【3番橋本】 フルカウントから外角高めの直球に力負けして右飛(初めて外野に打球が飛んだ)。
11100 【4番木村】 カウント2−2から外角低めのスライダーを打ち上げ中飛、1死。
【5番徳山】 カウント1−1から外角低めのシンカーを引っ掛けて三ゴロ、2死。
【6番松本】 カウント2−2から外角低めに決まる直球に見逃し三振。
11100 【7番岩見】 カウント2−1から外角高めの直球に振り遅れ、空振り三振、1死。
【8番坂口】 カウント2−1から内角高めのスライダーを一塁ファウルフライ、2死。
【9番湯徳】 初球・内角高めの直球に詰まり遊ゴロ。
20100 【1番宮崎竜】フルカウントから高めの直球に空振り三振、1死。
【2番橋村】 カウント2−1から外角のスライダーに手が出ず、見逃し三振、2死。
【3番橋本】 カウント2−1から外角低めのスライダーに合わせた打球は二直(ハーフライナー)。
【3番橋本】 試合終了。ダルビッシュはノーヒットノーラン達成。

121052127アウトの内訳:三振12 / 内野ゴロ10 / 内野飛球3(ファウル2、フェア1)/ 外野飛球2


▼センバツ大会でのノーヒットノーラン全記録

投手名 高校名 対戦相手 年号
灰山元治 広島商 対坂出商 昭和6年(1931年)
河合信雄 一宮中 対松山商 昭和8年(1933年)
森田俊男 海草中 対桐生中 昭和8年(1933年)
野口二郎 中京商 対海草中 昭和13年(1938年)
野武貞次 鳴 尾 対静岡城内 昭和26年(1951年)
谷本隆路
広島尚保
浪華商
(※継投)
対立 教 昭和30年(1955年)
今泉喜一郎 桐 生 対明 星 昭和30年(1955年)
野上俊夫 市和歌山商 対三 重 昭和42年(1967年)
戸田秀明 鉾田一 対糸魚川商工 昭和51年(1976年)
松本 稔(完全試合) 前 橋 対比叡山 昭和53年(1978年)
和田友貴彦 大阪桐蔭 対仙台育英 平成3年(1991年)
中野真博(完全試合) 金 沢 対江の川 平成6年(1994年)
ダルビッシュ有 東 北 対熊本工 平成16年(2004年)
※継投の谷本・広島(浪商)を除いて単独は史上12人目。


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