「激闘&栄光」掲示板

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[19100] Re:[19089] に対抗して 投稿者:t. k 投稿日:2012/03/01(Thu) 01:44

こんばんは>ユウさん

> ついでに惜しいのもあげておきましょうか。
>
> 01〜02年の明徳義塾は01年夏1勝1敗、02年春2勝1敗、02年夏6勝で計9勝2敗。
>
> 98〜99年のPL学園は98年春3勝1敗、98年夏3勝1敗、99年春3勝1敗で計9勝3敗。
>
> 96〜97年の智弁和歌山は96年春4勝1敗、97年夏5勝で計9勝1敗。
>
> 93〜94年の常総学院は93年春1勝1敗、93年夏4勝1敗、94年春4勝1敗で計9勝3敗。
>
> 91〜92年の帝京は91年春1勝1敗、91年夏3勝1敗、92年春5勝、92年夏1敗で計9勝3敗。
惜しい事例としてもう1例。
04〜05年の愛工大名電は04年春4勝1敗、05年春5勝、05年夏1敗で計9勝2敗です。
また、同じ04〜05年では駒大苫小牧も凄く、04年夏5勝、05年春1勝1敗、05年夏5勝で計11勝1敗。(何気に05〜06年を上回ってます)
それと、細かい指摘で恐縮ですが、96年の智弁和歌山は夏初戦敗退なので、96〜97年の2年間では計9勝2敗でした。

この記録、やはりその各々の時代を代表する学校が目立ちますね。
特に、駒大苫小牧や常葉菊川は甲子園初勝利をきっかけにその後2〜3年に渡って大活躍でしたね。

[19099] Re:[19092] 幻の記録+10勝以上の記録 投稿者:狛三郎 投稿日:2012/03/01(Thu) 01:38

管理人様、皆様、こんばんは。
昨日東京方面では大雪でした。
この調子で、今月下旬から高校野球が出来るのか、著しく不安です。しかし、同じ3月でも上旬と下旬ではまったく異なる気候になることがありますからね。


> まず、狛三郎さんが書き込んだ、勝利チームで9番打者が2度しか打席に立てないというケース。以前も書き込んだように、90年センバツの東北以外に見つけることはできませんでした。ただし、非常に惜しかった試合が夏の50回大会でありました。この試合に関しては9番バッターどころか、8番バッターも2打席で終わってしまっていたかもしれないという幻の試合でした。その試合は、前述のとおり50回選手権大会の一回戦で行われたセンバツ優勝校の大宮工と平安の対戦です。大宮工の吉沢投手はセンバツ優勝投手らしくこの試合も絶好調。平安打戦を7回までパーフェクトに抑えます。しかし8回平安の池田選手に左中間を破る三塁打を打たれ初ヒットを許すと、内野手が中継でもたつく間に池田選手がホームインして、平安が1点を先制しました。この8回は後続は打ち取られ7番打者まで廻って8回が終了しました。このまま9回を0点に抑えれば8番、9番打者が2打席しか廻らずに終わるはずだったのですが、9回に大宮工がセンバツ優勝校の意地で、逆転に成功したため平安の記録は幻に終わりました。
>
> 昭和43年8月12日 四日目第二試合
> 大宮工 000 000 002 |2
> 平安高 000 000 010 |1
> (大)吉沢ー長谷川 (平)池田ー石山

なんと、東北対智弁学園(第62回、1990年センバツ)が唯一でしたか。それなら我ながらよく発見したものです(笑)。私は別に得点した走者以外は完全に抑えられる必要はないのですから、もう少々実例があるかと思っていました。これまた意外です。

ちなみに、机上の空論で、これは絶対にないだろうと思われる記録は、1イニングに6安打しながら無得点、というものです(プロでは5本打って無得点という実例がありますよね)。
2人が安打で出塁するも盗塁死、牽制死、走塁死のどれかで二死。別の3人が3安打で満塁となったところで、次の打者がフェアのゴロを放つも走者に当たって守備妨害でアウト。3アウトですが、このときの打者には安打が記録されます。
よって、1イニング合計6安打ながら無得点。

繰り返しますが、こんな記録は日本の公式野球の記録には存在しないだろうと予想します。
1イニング4安打しながら無得点、これくらいは高校野球にも存在するでしょうか。

あるいは完封負けに終わった試合のうち、最多残塁記録とか(これは自分でも調べようと思います。手作業ですが)。
http://www2.asahi.com/koshien/game/1990/300/10052/

[19098] Re:[19097] 10勝以上投手の記録について 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/03/01(Thu) 00:32

鉄人244号さん、こんばんは。

詳しく解説いただき恐縮です。ありがとうございました。
今後、もし公式記録を紐解く機会があれば、ぜひチェックしてみたい項目ですね。

[19097] 10勝以上投手の記録について 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/03/01(Thu) 00:06

管理人さん、皆さん、こんばんは。

管理人さんの、10勝以上投手のご指摘ありがとうございます。下記の記録は、あくまで勝利投手という意味合いを含めて勝敗を入れたため実際の公式記録とは異なっていると思われます。

吉田正男投手の23勝から1勝少ないのは、昭和6年夏の大会の秋田中戦で、大量リードのため、吉田投手は4回で降板しました。そのため、ルール上は、リリーフの村上投手につくと判断し、22勝としました。

楠本保投手の勝ち数が少ないのも、昭和7年の春の大会二回戦の小倉工戦で、大量リードで早々とリリーフ投手にマウンドを譲ったためこの試合に勝ちはつかないと判断し14勝としました。

小川正太郎投手に関しては、夏の11回大会の早実戦の敗戦投手が野田投手、同じく夏の13回大会の鹿児島商戦の敗戦投手が福本投手のため、4敗かと思われます。出場回数は、昭和2年の夏は、海外遠征に行っているためその年は出場したことにはしておりません。さらに、完封試合の数が合わないのは、昭和3年準決勝の静岡中戦を完封していますが、降雨7回コールドのため含みませんでした。そのため数が合わなかったのだと思います。

松井栄造投手については、広江投手と近藤投手と併用して起用されていたため、非常に判断は難しかったのですが、春の10回大会の静岡中戦の勝利投手は近藤投手であると、ルール上判断し、トータル10勝となりました。

大島信雄投手は、昭和13年春1勝(甲陽中戦)夏2勝(福岡工戦、平安中戦)昭和14年春3勝(下関商戦、平安中戦、中京商戦)昭和15年春4勝(日新商戦、島田商戦、福岡工戦、京都商戦)の計10勝していると思われます。

柴田勲投手に関しては、昭和35年春の御所戦、夏の鹿島戦は加地投手に勝利投手がつくため、合計10勝となります。

土屋正勝投手の完封記録に関しては私のケアレスミスです。申し訳ありません。

あくまで、チームの勝敗と勝利投手、敗戦投手という見方で、貴サイトとの誤差が発生しましたが、どちらも正しいと思います。特に今回の一連の私の記録の書き込みは、全員安打や連続犠打記録など最近の雑誌などの記録の矛盾についても書き込んでいたため、できるだけ忠実にと思い書き込ませていただきました。混乱を招かせて申し訳ありませんでした。

[19096] Re:[19094] 年間最多勝 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/29(Wed) 22:03

皆さま、そしてユウ様、こんばんは。

> 自分が今回投稿するのは年間最多勝です。1年間の春夏の甲子園でどの学校が一番勝ち星を挙げたかというものです。3勝以下は多数あるので載せるのは4勝以上とします。4勝以上というのは春ならば決勝進出、夏ならば決勝進出か1回戦から登場してのベスト4のどちらかです。

この記録の場合、優勝校以外のチームがどれだけ達成しているかが興味深いところですが、レアなケースでは、1992年天理が春4強(3勝)・夏8強(3勝)の計6勝で、春優勝の帝京(春5勝・夏0勝)、夏優勝の西日本短大附(春不出場・夏5勝)を抑えて、単独で最多勝となっています。南、谷口と大型投手が続いた前年、前々年と比べると小粒なチームでしたが、西岡・井上の技巧派2枚看板の丁寧な投球が光り、数少ない好機に連打が出るまとまりの良いチームで、例年の「勝つ」天理とは違って、いわゆる「負けにくい」タイプのチームだったのが印象に残っています。

他には1989年に春準優勝の上宮と、夏準優勝の仙台育英が仲良く7勝ずつで首位を分け合っています。この両チームは春夏の直接対決でも1勝1敗。全くの互角で、当時の人気も優勝校の東邦、帝京を凌ぐものがありました。仙台育英のエースは、もちろん今年注目の早鞆高校監督・大越基、上宮は元木、種田らの強打が自慢でした。

[19095] Re:[19092] 幻の記録+10勝以上の記録 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/29(Wed) 21:12

鉄人244号 さん、こんばんは。

> 甲子園で10勝以上をあげた投手について調べてみました。
私が調べた限りでは、最多勝の吉田投手は通算23勝、大島投手(岐阜商)は9勝止まりだったと思います。確証がある訳ではありませんが。
勝敗、完封勝利数で差異があった7投手を以下に挙げておきますね。それぞれの投手成績の詳細は当サイトの該当ページをご覧ください。

▼吉田正男(中京商):選抜9勝3敗、選手権14勝0敗で甲子園通算23勝3敗。
http://www.fanxfan.jp/bb/player/3.html
▼楠本 保(明石中):選抜9勝4敗、選手権6勝1敗で甲子園通算15勝5敗。
http://www.fanxfan.jp/bb/player/6.html
▼小川正太郎(和歌山中):選抜7勝2敗、選手権5勝3敗で甲子園通算12勝5敗(5完封)。
http://www.fanxfan.jp/bb/player/17.html
▼松井栄造(岐阜商):選抜8勝0敗、選手権3勝0敗で甲子園通算11勝0敗。
http://www.fanxfan.jp/bb/player/11.html
▼大島信雄(岐阜商):選抜4勝1敗、選手権5勝1敗で甲子園通算9勝2敗。
http://www.fanxfan.jp/bb/player/31.html
▼柴田 勲(法政二):選抜4勝0敗、選手権8勝1敗で甲子園通算12勝1敗。
http://www.fanxfan.jp/bb/player/16.html
▼土屋正勝(銚子商):選抜2勝1敗、選手権8勝1敗で甲子園通算10勝2敗。
http://www.fanxfan.jp/bb/player/33.html

[19094] 年間最多勝 投稿者:ユウ 投稿日:2012/02/29(Wed) 20:07

アララの呪文さんこんばんは。

前の投稿で一つ惜しいのを忘れておりました。

02〜03年の広陵は02年春1勝1敗、02年夏2勝1敗、03年春5勝、03年夏1勝1敗で計9勝3敗。あと1勝していれば、明徳とならんで10勝達成となったんですが、残念でした。

98〜99年で横浜とPLが10勝達成と言うのならば、09〜10年で中京と興南が10勝していますね。ただし興南は09年1勝もしていませんが。

自分が今回投稿するのは年間最多勝です。1年間の春夏の甲子園でどの学校が一番勝ち星を挙げたかというものです。3勝以下は多数あるので載せるのは4勝以上とします。4勝以上というのは春ならば決勝進出、夏ならば決勝進出か1回戦から登場してのベスト4のどちらかです。

11年 日大三9勝 東海大相模 光星学院5勝 作新学院 九州国際大付 智弁和歌山4勝
10年 興南11勝 東海大相模 成田 報徳学園 日大三4勝
09年 中京大中京 花巻東 8勝 清峰5勝 日本文理 明豊4勝
08年 大阪桐蔭6勝 沖縄尚学 常葉菊川 智弁和歌山5勝 横浜 浦添商 聖望学園 千葉経大付4勝
07年 常葉菊川8勝 広陵 大垣日大7勝 佐賀北 帝京6勝 今治西4勝
06年 早稲田実8勝 智弁和歌山 横浜 清峰5勝 駒大苫小牧4勝
05年 駒大苫小牧6勝 愛工大名電 京都外大西 宇部商5勝 神村学園 大阪桐蔭4勝
04年 済美9勝 駒大苫小牧 明徳義塾5勝 愛工大名電 千葉経大付 東海大甲府 東北4勝
03年 常総学院 広陵 東北6勝 横浜 平安 桐生第一4勝
02年 明徳義塾8勝 鳴門工7勝 報徳学園 智弁和歌山5勝 尽誠学園 川之江 帝京4勝
01年 日大三7勝 常総学院6勝 仙台育英 宜野座 近江 松山商4勝

21世紀以降の勝ち星はこのようになっています。やはりどちらかの優勝校が一番多くなっているのがわかります。優勝校以外で年間最多勝なのは09年の花巻東、03年の東北の2校だけ。また、片方しか出ていないのに優勝したことにより年間最多勝になった学校もあります(08年の大阪桐蔭、03年の常総学院)。

この調査95年までやったんですが、きちんと調査仕切れていないので01年までにしました。だけど、すごい記録を見つけたので先にこれだけは紹介したいと思います。それは98年です。

98年 横浜11勝 関大一 PL学園7勝 明徳義塾6勝 京都成章5勝 豊田大谷4勝

春夏連覇を果たしたチームがいると10年のように他のチームの勝ち星は伸び悩む傾向にあるのですが、この年は2位の大阪勢が7勝マークしているんです。上位3校の勝ち星は最大で27勝なんですが、この年はこの3校で25勝しているんですよ。さらにすごいのはこの6校すべて夏のベスト8進出校なんです。

07年も98年同様ここに挙げた6校すべてが夏のベスト8進出校でした。個人的には春の強豪校が夏も上位に進出したこともあって、07年夏はすごく面白い大会だったと思っています。

[19093] Re:[19091] 返信御礼 2年連続で甲子園に出て合計10勝以上 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/29(Wed) 17:59

皆さまこんにちは。ユウさま、追記ありがとうございます。

> こんばんは。実は私も間違いがありまして、98〜99年のPL学園は9勝3敗ではなく10勝3敗なんです。何が抜けていたかというと、98年春たった4試合しかなかった1回戦に参加していまして、PL学園は1回戦から登場して4勝をマークしてベスト4に行ったんです。完全に盲点でした。なので、10勝を達成した学校という事で追加いたします。

たった4試合しかない1回戦のクジを引いたことを「不運」と嘆くのではなく、沢山試合ができることに感謝しなくてはならないということですね(笑)。いずれにせよ、素晴らしい記録。特に98年のチームは稲田・上重と、先発もリリーフもできる左右の両輪が整い、バックにも穴がなく完成度の高いチームでしたから、普通の年だったら春夏連覇も十分狙えたと思えますよね。10勝の中では、稲田が先発し、東出投手と渡り合った98年選抜3回戦の敦賀気比戦が特に印象に残っています。歴史の陰に隠れがちですが、「渋め」の名勝負のひとつとして評価しています。
1982〜1983年の中京と並んで決勝進出なしの10勝達成。どちらのチームも高校野球ファンの間で語り草になっているのは、決勝進出はなくとも、僅か2年の間に10個もの白星を重ねた上に、池田、横浜という歴史に残る強豪校と互角に渡り合ったことで、一時代を築いた「名脇役」と誰もが認めているということなのでしょう。

> 同時期に4校どころか2校すら出ていないんですよね。被っているところはあるんですが。

やはり、なかなか難しいということですね。2校達成については、ここまでに紹介した1973-1974年の広島商業・銚子商業、2004〜2005年の駒大苫小牧・済美、今回判明した1998〜1999年の横浜(11勝1敗…但し99年は春1敗で勝利なし)・PL学園(10勝3敗)の他に、1978〜1979年の箕島(14勝2敗)・PL学園(10勝2敗)までは記憶を辿れましたが…。

[19092] 幻の記録+10勝以上の記録 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/29(Wed) 13:26

管理人さん、皆さん、こんにちは。皆様が書き込んだ記録について、私なりに深堀りして調べてみたところ、惜しい記録があったのでご紹介いたします。

まず、狛三郎さんが書き込んだ、勝利チームで9番打者が2度しか打席に立てないというケース。以前も書き込んだように、90年センバツの東北以外に見つけることはできませんでした。ただし、非常に惜しかった試合が夏の50回大会でありました。この試合に関しては9番バッターどころか、8番バッターも2打席で終わってしまっていたかもしれないという幻の試合でした。その試合は、前述のとおり50回選手権大会の一回戦で行われたセンバツ優勝校の大宮工と平安の対戦です。大宮工の吉沢投手はセンバツ優勝投手らしくこの試合も絶好調。平安打戦を7回までパーフェクトに抑えます。しかし8回平安の池田選手に左中間を破る三塁打を打たれ初ヒットを許すと、内野手が中継でもたつく間に池田選手がホームインして、平安が1点を先制しました。この8回は後続は打ち取られ7番打者まで廻って8回が終了しました。このまま9回を0点に抑えれば8番、9番打者が2打席しか廻らずに終わるはずだったのですが、9回に大宮工がセンバツ優勝校の意地で、逆転に成功したため平安の記録は幻に終わりました。

昭和43年8月12日 四日目第二試合
大宮工 000 000 002 |2
平安高 000 000 010 |1
(大)吉沢ー長谷川 (平)池田ー石山

そして、アララの呪文さんから始まった2年連続で10勝チームの件。やはり、1度に4校は私が調べた限りなかったと思います。(地道にアナログな作業で調べたので、見落としているかもしれませんが。)ただし、2校同時に同じ大会に入っていた大会がありました。代表的なのは、昭和7年から8年にかけての二年間で昭和8年の夏の19回大会です。このときは明石中が2年間で14勝。中京商が2年間で14勝あげています。このときは明石には楠本投手、中田投手。中京には吉田投手と代表的な投手がいて延長25回を争った年です。また、昭和53年から54年にかけても箕島とPL学園が10勝越えをしていますが、やはり4校同時は見当たりませんね。そこで私は、方向性を変えて、甲子園で10勝以上をあげた投手について調べてみました。

<甲子園10勝以上投手(新制高校 1948年以降)>
桑田 真澄(PL学園・83〜85) 出場5 20勝3敗 完封5 優勝2
石井  毅(箕島・78〜79) 出場4 14勝1敗 完封3 優勝2
三浦 将明(横浜商・82〜83) 出場3 12勝3敗 完封4
荒木 大輔(早稲田実・80〜82) 出場5 12勝5敗 完封6
松坂 大輔(横浜・98) 出場2 11勝0敗 完封6 優勝2(年間最多完封、年間最多勝利)
島袋 洋奨(興南・09〜10) 出場4 11勝2敗 完封1 優勝2(年間最多勝利)
加藤 英夫(中京商・65〜66) 出場3 10勝0敗 完封5 優勝2
柴田  勲(法政二・59〜61) 出場4 10勝1敗 完封5 優勝2
佃  正樹(広島商・73) 出場2 10勝1敗 完封4 優勝1
土屋 正勝(銚子商・73〜74) 出場4 10勝2敗 完封5 優勝1
野中 徹博(中京・82〜83) 出場3 10勝3敗 完封3

<甲子園10勝以上投手(旧制中学時代・5年制)>
吉田 正男(中京商・31〜33) 出場6 22勝3敗 完封11 優勝3(個人最多完封記録)
福島 一雄(小倉中・47〜49) 出場6 17勝3敗 完封8 優勝2
楠本  保(明石中・31〜33) 出場6 14勝5敗 完封8
野口 二郎(中京商・37〜38) 出場3 12勝1敗 完封8 優勝2
小川正太郎(和歌山中・25〜28) 出場6 12勝4敗 完封4 優勝1
松井 栄造(岐阜商・33〜35) 出場5 10勝0敗 完封2 優勝3
松本 貞一(東邦商・37〜40) 出場3 10勝1敗 完封2 優勝1
大島 信雄(岐阜商・37〜40) 出場5 10勝2敗 完封6 優勝1
藤村富美男(呉港中・32〜35) 出場6 10勝5敗 完封2 優勝1
伊藤 次郎(平安中・27〜30) 出場7 10勝7敗 完封5

以上です。やはり、吉田投手の22勝は光っていますね。桑田投手が迫りましたが、1年生の時からの活躍があったからです。今後この記録を抜くことはできないでしょうね。

[19091] Re:[19090] 返信御礼 2年連続で甲子園に出て合計10勝以上 投稿者:ユウ 投稿日:2012/02/29(Wed) 01:09

> ユウ様、早速に綿密な調査をありがとうございます。やはり予想通りの顔ぶれが並びましたね。最近では07〜08年の常葉菊川が目に付きます。半端じゃない鋭いスイングが今でも思い出されます。98〜99年のPL学園の10勝未達は横浜との死闘の結果阻まれたもの。99年の選抜で雪辱したとは言え、本当に惜しいですよね。

こんばんは。実は私も間違いがありまして、98〜99年のPL学園は9勝3敗ではなく10勝3敗なんです。何が抜けていたかというと、98年春たった4試合しかなかった1回戦に参加していまして、PL学園は1回戦から登場して4勝をマークしてベスト4に行ったんです。完全に盲点でした。なので、10勝を達成した学校という事で追加いたします。

同時期に4校どころか2校すら出ていないんですよね。被っているところはあるんですが。

[19090] 返信御礼 2年連続で甲子園に出て合計10勝以上 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/29(Wed) 00:28

皆さまこんばんは。「2年連続で甲子園に出て合計10勝以上」に関してたくさんのレスポンスを頂戴し、ありがとうございます。

t.k様、nom様、82〜83年の思い出話ありがとうございます。池田ー中京戦の前夜の高揚感は私もよく覚えています。朝8時開始の第一試合にも関わらず、試合開始30分前には満員札止め、試合開始時から5万8千(当時の最大発表定員)の大観衆。幸いにも私は前売り指定席券を持っていたので、試合開始の20分前ぐらいに入場できましたが、ネット裏からは、外野スタンドが大袈裟ではなく膨らんだように見えました。大いに沸いたこの2年間の最大のハイライトは、この一戦であったと思います。

鉄人244号様、さらに懐かしい話題をありがとうございます。土屋(銚子商)佃(広島商)らの時代は、私にとっても強烈な記憶として残っており、スラスラとスコアが出てきます。ちなみに1973〜1974年の銚子商業は計10勝3敗、広島商業は11勝2敗です。
ただ、これ以上前の時代となると出場校数が少なく、4勝で全国制覇達成もザラにありますので、10勝以上達成はグンと少なくなると思います。春夏連覇の中京商業による1966〜1967年の13勝1敗などは相当の快挙と言えるでしょう。その他では、1979年春夏連覇の箕島はその前年も5勝2敗の好成績でしたので、2年間通算では14勝2敗でした。1979〜1980年で見ても12勝1敗と見事な成績です。

ユウ様、早速に綿密な調査をありがとうございます。やはり予想通りの顔ぶれが並びましたね。最近では07〜08年の常葉菊川が目に付きます。半端じゃない鋭いスイングが今でも思い出されます。98〜99年のPL学園の10勝未達は横浜との死闘の結果阻まれたもの。99年の選抜で雪辱したとは言え、本当に惜しいですよね。

なお、その後私自身が発表した04〜05年の駒大苫小牧の記録は間違い(当初11勝2敗と記載)でありますので、これを11勝1敗に訂正いたします。

[19089] Re:[19083] に対抗して 投稿者:ユウ 投稿日:2012/02/28(Tue) 21:56

こんばんは。ではフォローしますと、

09〜10年の中京大中京は09年春2勝1敗、09年夏6勝、10年春2勝1敗、10年夏1勝1敗で計11勝3敗。

07〜08年の常葉菊川は07年春5勝、07年夏3勝1敗、08年春1勝1敗、08年夏4勝1敗で計13勝3敗。

05〜06年の駒大苫小牧は05年春1勝1敗、05年夏5勝、06年夏4勝1敗1分で計10勝2敗1分。

03〜04年の東北は03年春1勝1敗、03年夏5勝1敗、04年春2勝1敗、04年夏2勝1敗で計10勝4敗。

02〜03年の明徳義塾は02年春2勝1敗、02年夏6勝、03年春1勝1敗、03年夏1勝1敗で計10勝3敗。

99〜00年の智弁和歌山は99年夏3勝1敗、00年春4勝1敗、00年夏6勝で計13勝2敗。

最近だとこんな感じですね。やはり4季連続で出ないと難しいということなのでしょう。そんな中で、3季だけで達成した智弁和歌山はすごいですね。

ついでに惜しいのもあげておきましょうか。

01〜02年の明徳義塾は01年夏1勝1敗、02年春2勝1敗、02年夏6勝で計9勝2敗。

98〜99年のPL学園は98年春3勝1敗、98年夏3勝1敗、99年春3勝1敗で計9勝3敗。

96〜97年の智弁和歌山は96年春4勝1敗、97年夏5勝で計9勝1敗。

93〜94年の常総学院は93年春1勝1敗、93年夏4勝1敗、94年春4勝1敗で計9勝3敗。

91〜92年の帝京は91年春1勝1敗、91年夏3勝1敗、92年春5勝、92年夏1敗で計9勝3敗。

[19087] 香川大会組み合わせ(春季大会情報4) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/28(Tue) 19:32

皆さん、こんばんは。
続いて、春季香川大会(3/21開幕、出場39校)の組み合わせです。

高松商・藤井学園寒川など秋の県大会8強がシード。昨夏の県代表校・英明は2回戦で丸亀と対戦。いきなり初戦で夏の決勝の再戦が実現しました。
今大会の上位2校は地元香川で開催される春季四国地区大会(5/3開幕)へ出場します。

▼春季高校野球・香川大会組み合わせ
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/kagawa/
▼2012年春季大会情報
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/

[19086] 最多被安打完封記録 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/28(Tue) 09:11

管理人さん、皆さん、おはようございます。

皆さんの様々な記録の書き込み楽しく見させていただいています。アララの呪文さんが書き込んだ2年連続10勝の記録は、私も気になります。深堀りしてみたいと思います。古くは、尾崎(浪商)柴田(法政二)や、土屋(銚子商)佃(広島商)なども該当してくるのではないかと思われますが、4校同時は果たしてどうだったか調査したいと思います。

今回は、打たれても、打たれても、相手を0に抑えてしまった、不思議な投手達を紹介したいと思います。センバツでの完封試合で最も安打を打たれた記録は11本あり、9回までですと二人がその記録を持っています。完封試合最多被安打投手をまとめてみました。

<被安打11での完封勝利投手>
59回大会 山本信幸(東海大甲府) 滝川二戦0ー1
57回大会 喜多敏忠(天理) 津久見戦0ー5
56回大会 山本賢(明徳) 福岡大大濠戦0ー1(延長10回)
43回大会 岩崎良太(坂出商) 近大付戦0ー1(延長13回)

<被安打10での完封勝利投手>
68回大会 三浦貴(浦和学院) 東海大仰星戦0ー9(毎回被安打)
31回大会 北条真(松商学園) 日大三戦0ー6

<被安打9での完封勝利投手>
81回大会 菊池雄星(花巻東) 明豊戦0ー4
80回大会 佐藤公亮(安房) 城北戦0ー2
77回大会 小倉彰宣(天理) 柳ヶ浦0ー4
61回大会 宮地克彦(尽誠学園) 広島工0ー1(延長10回)
51回大会 鍋島博(川之江) 前橋工0ー1
46回大会 山本義也(滝川) 中京0ー4
35回大会 池永正明(下関商) 北海0ー10
32回大会 鈴木奉之(法政一) 海南0ー1(延長11回)

以上です。調べてみると1ー0というスコアが意外に多く、耐えに耐えて完封したのだなと感じました。また、浦和学院の三浦投手は毎回安打を打たれながらも完封と、唯一の記録でした。対戦相手からしたら打っているのに点数が入らないという歯ぎしりするような試合だったんでしょうね。

PS、独三郎さんが書き込んだ9番打者が2回しか打順が廻らないという記録、春夏と調べましたが、該当する試合がありませんでした。東北高校が唯一の記録かと思います。  

[19085] Re:[19084] に対抗して  投稿者:nom 投稿日:2012/02/28(Tue) 07:26

管理人様、アララの呪文様、t.k様、皆さんこんにちは

> > また、中京が一度も決勝に残ることなく10勝を挙げたのも見事なもの。好投手・野中とそれを支えるバックの巧打走・好守により、安定した試合運びを重ねて挙げた10勝。

> あれから今年でもう30年なんですね・・・
> 懐かしいです。

本当に懐かしいですね。当時、私は中学生で、一番高校野球に熱中していた頃です。
中京や横浜商は十分優勝校となる実力は持っていたでしょうが、池田やPLと同じ時代だったのが不運でした。
83年夏の話ですが、準々決勝・池田ー中京戦の前夜からのワクワク感、今まであの時を越えるものはないです。

ちょうど、当時の高校野球を熱く語っている方のサイトがあります。特に1983年夏前後は必見です(初めて見たときは目が点になりました)。

http://www.k4.dion.ne.jp/~neeskens/koukou.html

[19084] Re:[19083] に対抗して  投稿者:t. k 投稿日:2012/02/28(Tue) 03:08

こんばんは>アララの呪文さん、他皆さん

> また、中京が一度も決勝に残ることなく10勝を挙げたのも見事なもの。好投手・野中とそれを支えるバックの巧打走・好守により、安定した試合運びを重ねて挙げた10勝。惜しむらくは82年春・夏の準決勝が、相手校には失礼ながら、いずれも「取りこぼし」の感のある戦いぶりだったことで、もし、春、夏とも中京が決勝に残っていたら、あのような大量得点差の結果にはなっていなかったのではないかと、今でも思うことはあります。
>
当時、私は上記と同じような事を子供心ながら思ってました。
特に夏の準決勝の広島商戦はいつでも点が取れそうなくらい、毎回のようにチャンスがあったのに広商の堅い守りに阻まれて0ー1と非常に悔しい敗戦でした。

あれから今年でもう30年なんですね・・・
懐かしいです。

[19083] Re:[19079]に対抗して  投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/28(Tue) 01:45

管理人様、皆さん、そしてnom様、こんにちは

Re:[19079]に対抗して私は「2年連続で甲子園に出て合計10勝以上」をテーマに考察します。

1人の選手について実質2年4ヶ月程度しか活動期間のない高校野球においては、安定した戦力の維持は難しく、トーナメント戦ということもあって高い戦績を残し続けることはさらに難しいものとなります。そういう点で見ると、nom様が調べた3年連続して、春夏いずれかの決勝に進出し続けるというのは大変なことで、同一チームによる春夏連覇に勝るとも劣らない偉業であると思います。
 
3年とまではいかなくとも、2年続けて春夏いずれかの甲子園大会で勝利を挙げた上に、まして決勝へ勝ち進むとなると、最低でも10勝近い白星が必要となるということで、2年間トップレベルの実力を維持した証しとして、「2年連続で甲子園に出て合計10勝以上」を挙げたチームは相当の賞賛に値すると私は常々考えています。

この記録の場合、4季連続8強でも達成できる可能性があり、毎年複数校が達成しているような感覚にとらわれますが、現実にはなかなか困難です。例えば、2010ー2011年の2年間で見てみると、日大三が13勝2敗(大相撲の優勝成績みたいですが…、10春4勝1敗、11春3勝1敗、11夏6勝0敗)の戦績を残していますが、興南は11勝0敗も11年の出場が無く失格、10夏準優勝、11春優勝の東海大相模は9勝2敗であと一歩及ばずでした。3校が2度ずつ決勝へ進んだ 2004ー2005年の2年間でも、10勝超えは駒大苫小牧(11勝2敗)、済美(10勝2敗)の2校、愛工大名電はあと一歩及ばず9勝2敗。ということで、この記録のハードルの高さはご理解いただけると思います。

この達成困難な「2年連続で甲子園に出て10勝以上」を挙げたチームが一度に4チーム出た2年期があります。それは1982ー1983年の2年間で、以下の通りです。

池  田15勝1敗(82夏・優 勝 83春・優 勝 83夏・4 強)
横浜商業12勝3敗(82春・4 強 83春・準優勝 83夏・準優勝)
PL学園11勝0敗(82春・優 勝 83夏・優 勝       )
中  京10勝3敗(82春・4 強 82夏・4 強 83夏・8 強)

4校合わせた戦績は48勝7敗ですが、この中には当該校同士の対戦が5試合含まれていますので、それを除くと合計43勝2敗、勝率はなんと9割5分6厘という驚異的な戦績です。この2年間は完全に「4強」を中心軸にして展開したと言えます。高い戦力に試合運びの巧さ、監督の好采配が加わり、さらにこれらのチームが早い段階で潰しあわない「組み合わせの妙」も絡むことで初めて実現する戦績なのです。そういう意味では、82夏準優勝(4勝)の広島商業が、翌83年春夏も連続出場しながら、春は開幕戦で横浜商業に、夏は3回戦で池田に行く手を阻まれて計6勝に留まったのは、「組み合わせの妙」が凶と出た典型と言えるでしょう。

1982ー1983年の「4強」のうち、池田、横浜商業、中京の3校は、2年生の中心選手が翌年も残って好成績を続けたチームで、いずれも3度甲子園に出場しました。
やや趣きを異にしたのが2度の出場ながら2度とも優勝のPL学園で、主力を3年生で固めた82年の春に優勝し、同年夏も有力視されていたものの、公立の春日丘に競り負けて出場を逸し(日生球場で観ました。私の観戦歴で10指に入る名勝負でした)、総入れ替えに近かった新チームは戦力が整わず翌年春も出場を逸しましたが、桑田、清原のスーパー1年生の入学により、83年夏は、大阪大会から試合を重ねるごとにチーム力は向上、甲子園の準決勝で最高潮に達し3連覇を狙った池田に完勝、決勝でも横浜商業を倒し優勝。1981ー1985年の5年連続決勝進出の中で、谷間になる恐れのあった年に全国制覇を果たし、PL黄金時代のバトンをしっかり受け渡しました。

また、中京が一度も決勝に残ることなく10勝を挙げたのも見事なもの。好投手・野中とそれを支えるバックの巧打走・好守により、安定した試合運びを重ねて挙げた10勝。惜しむらくは82年春・夏の準決勝が、相手校には失礼ながら、いずれも「取りこぼし」の感のある戦いぶりだったことで、もし、春、夏とも中京が決勝に残っていたら、あのような大量得点差の結果にはなっていなかったのではないかと、今でも思うことはあります。

なお、今回の考察も「緻密な調査は苦手」の私は、ほぼ記憶のみを頼りに書き込んでおります。どうか、このテーマで綿密に調査をされる方がいらっしゃれば、是非その調査結果を教えていただきたいと思いますが、恐らく、「2年連続で甲子園に出て合計10勝以上」が、同時期に4校も出た期間は他にないのではないかと思います。

さて今年。まずセンバツで「2年連続で甲子園に出て合計10勝以上」を達成もしくは相当近づける可能性のあるチームとしては、光星学院(昨年5勝)、作新学院(昨年4勝)、履正社(昨年3勝)あたり。夏を視野に入れると、センバツに漏れた日大三や東海大相模などにもチャンスはあります。安定した実力を持つチームが勝ち上がると、大会の終盤が非常に盛り上がることが多いだけに、センバツでは21世紀枠をはじめとするフレッシュな学校の活躍だけでなく、実績のある有力校の「勝ちっぷり」にも注目したいところです。

[19082] Re:[19081] センバツ展望 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/28(Tue) 01:44

昔の名前で出ています・三重さん、こんばんは。
センバツ展望ありがとうございます。
開幕まで1ヶ月を切り、あと3週間余りですね。どんなドラマが繰り広げられるのか、ワクワクします。

[19081] センバツ展望 投稿者:昔の名前で出ています・三重 投稿日:2012/02/28(Tue) 01:19

管理人様、皆様こんばんは。

センバツ出場校が決まってから一ヶ月が過ぎましたが、来月の組み合わせ抽選が待ち遠しい毎日だと思われます。夏は各都道府県の代表ですが春は各地区の代表としてですので、北海道と東京以外は出場できないところが生じます。今回はダブル出場を含めると28都道府県から出場し、残りの19県からは出場がありません。出場のない県の人々にとっては寂しいかと思いますが、地区の代表校に頑張って欲しいと願うばかりです。

センバツの展望に関しては特に知識等ないですが、遅ればせながら私なりの投稿です。

1)東海2校と北信越2校
やはり東海と北信越で、一般枠のみ4校は寂しい気がします。東海で3校復活が無理ならば、せめて東海と北信越合わせて5校になるように、来年の記念大会に向けて存在感を示し、お互いに勝ち進んで欲しいと思います。

2)東北4校と北海道2校
両地区合わせて6校が出場するのは過去最多ということで、しかも今年は東日本大震災からの復興元年ということもあって、北国旋風が起こるかどうか。昨年は複雑な思いで見守っていましたが、今回も多くの声援を背中に受けて頑張って欲しいです。

3)愛工大名電・中村雄太朗捕手
三重県鳥羽市出身ということで、新聞に市役所訪問の記事が載っていました。にわかに注目し始めましたが、愛知の強豪校の正捕手として活躍を期待しています。

4)作新学院ー早鞆、花巻商ー高知
ともに昭和39年夏(第46回)2回戦で顔合わせ、48年ぶりの再現なるか。

  三重ー天理
平成3年春(第63回)1回戦で隣県対決、再戦で雪辱なるか。

5)光星学院、作新学院、浦和学院、◎愛工大名電、智弁学園、大阪桐蔭、九州学院、神村学園(優勝予想は全く分かりません)
各紙における「A評価」が多かったところを順に選んだだけで、願望としては東海代表の愛工大名電に◎ということでお願いします。

6)番外編で花巻東
多くの人々が今回の8強予想及び優勝予想にも挙げられていますが、別の観点から着目しています。花巻東は神宮枠により、東北の3校目として選ばれました。神宮枠により繰り上げ当選になったわけで、本来ならば地区補欠校で留まっていたことになります。
過去の神宮枠での出場校(10校)の初戦成績は3勝7敗で、通算成績は4勝10敗になります。勝ち星の内訳は07年の室戸が2勝、08年の宇治山田商と10年の三重が各1勝で、室戸のベスト8が最高です。いわゆる神宮枠の恩恵を受けた出場校の7校が初戦敗退している中で、今回の花巻東が8強以上あるいは優勝なるか注目しています。

[19080] 京都・福岡北部・福岡南部大会組み合わせ(春季大会情報3) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/27(Mon) 22:30

皆さん、こんばんは。

京都大会(1次戦:4/15開幕・出場77校、2次戦:5/3開幕・出場16校)・福岡北部大会(3/21開幕、出場52校)・福岡南部大会(3/21開幕、出場79校)の組み合わせです。

京都大会は1次戦を勝ち上がった15校に選抜出場校(シード)の鳥羽を加えた16校で2次戦(府大会)を戦います。優勝校は5/26から兵庫で開催される近畿大会へ出場します。昨秋の準優勝校・立命館は1次戦2回戦で洛陽工と、昨夏の府代表校・龍谷大平安は1次戦2回戦で南陽×向陽の勝者と対戦します。

福岡北部大会は育徳館・飯塚・小倉工・自由ケ丘の4校がシード。昨秋の県大会覇者・自由ケ丘は1回戦で折尾と、昨夏の県代表校・九州国際大付は2回戦で北九州高専と対戦します。福岡南部大会では昨秋の県大会準優勝の福岡工大城東と同3位の大牟田が同一ブロックに入りました。例によって、北部大会優勝校×南部大会優勝校で県1ー2位決定戦(4/3 小郡市野球場)を行い、北部大会準優勝校×南部大会準優勝校の3位決定戦(4/3 小郡市野球場)の勝者を含めた上位3校が4/21から佐賀で開催される九州大会へ駒を進めます。

▼春季高校野球・京都大会組み合わせ
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/kyoto/
▼春季高校野球・福岡北部大会組み合わせ
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/fukuoka/
▼春季高校野球・福岡南部大会組み合わせ
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/fukuoka/#s
▼2012年春季大会情報
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/

[19079] 3年連続決勝進出 投稿者:nom 投稿日:2012/02/26(Sun) 08:03

管理人様、皆さんこんにちは

今回も今大会の出場校に関連して、春夏混在の話です。
2/25の毎日新聞に選抜出場の鳴門の記事があり、そこでも軽く触れられていたのですが、鳴門は「甲子園、3年連続決勝進出」の実績があります。とはいえ、春夏混在での話ですが(1950夏準優勝、1951春優勝、1952春準優勝)。栗橋投手が1年夏から主戦となり、3年間活躍したようです。

3年連続以上で決勝進出した学校は以下です。年の後に各年の春夏の成績を記載してみました。
(優:優勝、準:準優勝、△:甲子園出場も決勝進出ならず、×:甲子園出場なし、※:補足あり)

5年、PL学園(1981優×、1982優×、1983×優、1984準準、1985△優)
3年、和歌山中(1921※優、1922※優、1923※準) ※当時選抜大会なし [現・桐蔭]
3年、広島商(1929△優、1930△優、1931優※) ※主力が海外遠征中で予選敗退
3年、中京商(1931準優、1932△優、1933△優) [現・中京大中京]
3年、岐阜商(1938△準、1939準×、1940優×) [現・県岐阜商]
3年、鳴門(1950×準、1951優×、1952準△)
3年、駒大苫小牧(2004×優、2005△優、2006※準) ※選抜辞退

こうやってみると、やはりPL学園の5年連続は凄いです。
桑田投手(PL学園)、吉田投手(中京商)、大島投手(岐阜商)、栗橋投手(鳴門)など3年間任せられる投手がいた場合もあれば、和歌山中や広島商は主戦投手の入れ替えがうまくいった感じ(和歌山中は3年とも主戦投手が違う)です。駒大苫小牧は「エースと有望な2年生控え投手」で継続して実力を維持できた感じがあります。
ちなみに、現在2年連続決勝進出をしている学校が2校あります。

2年、東海大相模(2010△準、2011優×、2012×?)
2年、日大三(2010準×、2011△優、2012×?)

両校とも今春は出場していませんが、夏はどうなるでしょうか。

[19078] 佐賀・大分大会組み合わせ(春季大会情報2) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/26(Sun) 02:30

皆さん、こんばんは。

佐賀大会(3/22開幕、出場40校)・大分大会(3/24開幕、出場46校)の組み合わせです。
佐賀大会は鳥栖・龍谷・敬徳・高志館の4校がシード。大会4強が地元佐賀で開催される九州大会へ出場します。
大分大会は藤蔭と情報科学が第1シード、大分西と大分が第2シード。1位校と予選免除(推薦)の別府青山が九州大会へ出場します。

▼春季高校野球・佐賀大会組み合わせ
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/saga/
▼春季高校野球・大分大会組み合わせ
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/oita/
▼2012年春季大会情報
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/

[19077] 2012年春季地区大会の概要(春季大会情報1) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/25(Sat) 12:30

皆さん、こんにちは。
2012年春季大会情報を立ち上げました。京都大会1次予選、福岡北部・福岡南部大会、佐賀大会、大分大会では組み合わせが発表されました。各地区大会の開催地・開催期間・抽選日・球場・出場校数および出場枠の内訳などを現在判明している範囲で公開しました。

北海道地区大会(全道大会)は札幌支部が4校、他支部はすべて1校出場、北照と女満別は選抜枠での推薦出場(計15校)と思われます。震災による中止を挟んで2年ぶりの開催となる東北地区大会は青森開催で各県3校(計18校)が出場。関東地区大会は開催県の埼玉が4校、他の都県は2校出場(計18校)に選抜出場校の成績に応じて推薦出場が加わります。北信越地区大会は開催県の福井が4校、他県は2校出場(計8校)。東海地区大会は岐阜開催で各県2校が出場(計8校)。

近畿地区大会は開催県の兵庫が3校、他府県は1校出場(計8校)。中国地区大会は開催県の鳥取が4校、他県は1校出場(計8校)。四国地区大会は香川開催でセンバツ出場校を含む各県2校が出場(計8校)。センバツ出場校の鳴門(徳島)と高知(高知)は、それぞれの県優勝校と順位決定戦(チャレンジマッチ)を戦います。九州地区大会はセンバツ出場4校(神村学園・九州学院・別府青山・宮崎西)が推薦出場。そのほか開催県の佐賀が4校、福岡は3校、鹿児島は2校、他県は1校出場(計18校)となります。

_._.__開催地_開 催 期 間.抽選日.__出場校数
北海道北海道5/28〜(6日間)5/22札幌円山15
__6/07〜(5日間)5/31青森市営、ほか18
__5/19〜(5日間)県営大宮公園、市営大宮、上尾市民18+α
北信越_6/02〜(4日間)5/24福井県営、敦賀市総合運動公園12
__5/25〜(3日間)5/15長良川、大垣市北公園_
__5/26・27・6/2・3 県立明石公園第一*1
__6/02〜(3日間)米子市民*2
__5/03〜(3日間)5/02香川県営*3
__4/21〜(6日間)4/13みどりの森県営、佐賀市立*418
*1 : 県立明石公園第一野球場=明石トーカロ球場、*2 : 米子市民球場=どらドラパーク米子市民球場、
*3 : 香川県営野球場=レクザムスタジアム、*4 : 佐賀市立野球場=佐賀ブルースタジアム

▼2012年春季大会情報
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12/haru/

[19076] Re:[19072] 記録にならない記録(と言えるのかどうか) 投稿者:狛三郎 投稿日:2012/02/25(Sat) 08:43

管理人様、皆様、こんにちは。
t. kさん、アララの呪文さん、ご回答ありがとうございます。

1試合(9回)完了し、フル出場したのに2回しか打席が回って来ないことがありうる、というのは盲点かもしれません。
完全試合を喫した場合ですら全打順きっちり3回ずつ回ってくるのに、それより少ない打席数で9回を完了し、なおかつ試合に勝てることもありうるというのがポイントです。

> 実はその記録が成立しそうだった試合を1つ覚えています。
>
> 第60回選抜 1回戦
> 宇部商3ー2堀越 (延長12回)
>
> この試合、堀越が初回に2ラン本塁打で先制し宇部商も1点返し2ー1と堀越リードで8回が終了したのですが、堀越は2回以降走者すら出せず、8回攻撃終了時点で9番打者は2回しか打席が回ってきてませんでした。
> このまま逃げ切ったら該当の記録(3回目の打席が回ってこない)が成立したのですが、9回に宇部商が追いつき延長戦に入ったので成立しませんでした。

この試合のスコアは知っていますが、経緯は詳しく知りませんでした。
前回紹介したセンバツの第62回(1990年)1回戦、東北対智辯学園のスコアは1ー0でしたが、後攻で、2人だけ出た走者がいずれも生還し、残りの打者は全員残塁にならない場合(凡退するか盗塁死、併殺など)、8回終了時26打席となり、9番打者には2回しか回って来ません。
したがって、2回しか打席が回って来ない打順があり、かつ試合に勝てる場合のスコアとしては、1ー0、2ー0、2ー1となるわけですが、2走者の出塁のみで2点取るというのはあくまで机上のお遊びであって、現実味がないと思っていました。
達成しかかった試合があったわけですね。実に惜しいことをしました。
ちなみにこの大会の宇部商は、次の試合も完全試合を喫しかけましたが、9回表に起死回生の逆転2ランで勝っています:
中京(愛知、現・中京大中京)の木村に8回まで完全に抑えられたが、9回表にヒットで出た走者を置き坂本が逆転2ラン。
つまり、2試合続けて9回に記録を阻止していた(1試合目のはマニアック珍記録ですが)わけですね。
http://www2.asahi.com/koshien/game/1990/300/10052/

[19075] Re:[19070] 毎回・全員 投稿者:nom 投稿日:2012/02/23(Thu) 00:41

管理人様、鉄人244号様、皆さんこんにちは

> さて、今回は記録を調べている段階で矛盾を感じてきたことがあったので紹介したいと思います。まず。全員安打の記録ですが、毎日新聞社の大会記録でみていくと、65回大会までは、出場選手全員が安打した時が全員安打として記録されていますが、66回大会以降は先発全員安打としてひとくくりになっています。

> 同じことが、全員奪三振についても起きています。先発全員奪三振と出場選手全員奪三振が混同した記録になっていてこれまでのトータルの数が合ってきていないのが現状です。

なるほど、ようやく納得できました。
実は私のバイブルの一つでもある恒川 直俊氏の書籍「熱球譜」(2006年出版)では、安打や奪三振の記録で、「全員」と「先発全員」を明確に分けて記載されていたのですが、毎日新聞やベースボールマガジン社の「先発全員」の記載に恒川氏の記載の試合がかなり抜けていて、疑問に思っていました。
有名な試合では、昭和48年春(第45回大会)の作新学院・江川投手の甲子園デビュー戦でもある北陽戦は先発全員奪三振(本サイトの名投手百選にも詳細は記載されています)なのですが、ベースボールマガジン社の「先発全員奪三振」には記録されていませんでした。
65回大会前後で、そのあたりのズレが出てきているようですね。

[19074] 元プロ野球選手の高校野球指導、条件緩和へ 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/22(Wed) 20:04

皆さん、こんばんは。
高校野球トリビアみたいな書き込みを楽しく拝見させていただいています。

さて、報道によると、日本学生野球協会は本日の評議員会で、日本学生野球憲章を一部改正したとのこと。

元プロ選手が高校野球の指導者となる条件について、「高校での教諭歴2年以上」の項目に特別支援学校・中学の教諭歴を追加し、さらに高校・特別支援学校・中学の臨時講師の経験も教諭歴に加える条文を追加しました。中高一貫校が増えた事情を考慮した模様です。ちなみに特別支援学校とは障害者教育を目的とした学校。「盲学校・聾学校・養護学校」に区分されていた制度が2007年4月の学校教育法改正によって「特別支援学校」に一本化されました。
余談ですが、鳴門の森脇稔監督は鳴門へ赴任し監督を務めた後、徳島県立板野養護学校(現・徳島県立板野支援学校)に転任。板野養護学校時代に森脇監督と出会った武田博史部長(鳴門)は、森脇監督を追うように01年から徳島工(現・徳島科学技術)、08年から鳴門で部長を務めています。

また、プロ選手がオフに高校や大学で練習する場合は原則母校に限られていましたが、選手が申し出て都道府県高野連や各大学野球連盟が承認すれば母校以外でも練習が可能になりました。

[19073] Re:[19071] 記録にならない記録(と言えるのかどうか) 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/22(Wed) 11:56

管理人様、皆様、そして狛三郎様、こんにちは。

ここしばらくの掲示板は空前の記録調査ブームの様相を呈しておりまして、私は皆さまの「まめさ」に敬服しております。以前にも申した通り「記録より記憶派」の私は、こうした作業が苦手でして、なかなか、追随して記録調査結果をお披露目することができずに居ます。

> ・ある打順に、1試合で2回しか打席が回って来ない試合
> (中略)
> しかし、実際に「2回しか打席が回って来ない試合」が実在するのか、と思って過去の高校野球を調べてみたら、1試合だけそれらしいのを発見しました。
> 第62回センバツ高校野球・1回戦:
> 東北(宮城)1ー0智辯学園(奈良)

なるほどと思い、当時のスコアを検証したところ、確かに東北の九番打者・高橋の打席は2度で終わっています。よく、こんなところに目がいったものですね。

[19072] Re:[19071] 記録にならない記録(と言えるのかどうか) 投稿者:t. k 投稿日:2012/02/22(Wed) 02:21

こんばんは。>狛三郎さん、他皆さん

実はその記録が成立しそうだった試合を1つ覚えています。

第60回選抜 1回戦
宇部商3ー2堀越 (延長12回)

この試合、堀越が初回に2ラン本塁打で先制し宇部商も1点返し2ー1と堀越リードで8回が終了したのですが、堀越は2回以降走者すら出せず、8回攻撃終了時点で9番打者は2回しか打席が回ってきてませんでした。
このまま逃げ切ったら該当の記録(3回目の打席が回ってこない)が成立したのですが、9回に宇部商が追いつき延長戦に入ったので成立しませんでした。

まさか、こんな記録に着目する方がいるとは・・・(^ ^;)

[19071] 記録にならない記録(と言えるのかどうか) 投稿者:狛三郎 投稿日:2012/02/22(Wed) 00:47

管理人様、皆様、こんばんは。
私も、一覧には掲載されないだろうけれど、珍しいと思われる「記録」を挙げてみたいと思います。

・ある打順に、1試合で2回しか打席が回って来ない試合

むろん、コールドゲームではなく9回完了した試合です。
このような試合は存在しえます(ただし、2回しか回って来ない打者が発生するのは、9回裏の攻撃をせず、あるいは完了せずに勝つ可能性がある後攻チームに限られます)。
例えば、投手が相手チームを9回無失点に抑える。味方は1回〜9回裏先頭打者の誰かが本塁打を放つ。それ以外は完全に抑え込まれるか、出塁しても併殺、走塁死、牽制死、盗塁死で残塁とならない。
この場合、後攻チームは1ー0で勝ち、打席数は25です。つまり、8、9番はこの試合で2打席しか回って来ません。

しかし、実際に「2回しか打席が回って来ない試合」が実在するのか、と思って過去の高校野球を調べてみたら、1試合だけそれらしいのを発見しました。

第62回センバツ高校野球・1回戦:
東北(宮城)1ー0智弁学園(奈良)

参照したasahi.comの記録が公式のそれと異なる場合がある、とのことですので、確定することはできないのですが、この試合の東北は後攻で、得点1、残塁1となっています。
ということは、この試合の東北の打席数は、3×8+1+1=26(打席)だったことになります。
したがって、この試合で東北の9番打者は2回しか打席に立っていないことになりますね。

 #
まだほかにもありそうな気がするのですが、ずいぶん昔の記録は不明確であることもあり、調べがつきません。
http://www2.asahi.com/koshien/game/1990/300/10052/

[19070] 毎回・全員 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/21(Tue) 23:06

管理人さん、皆さん、こんばんは。

カメ大王さん、nomさん、こんばんは。公立校投手の連続完封意外とあったんですね。見落としていました。ご指摘ありがとうございます。

さて、今回は記録を調べている段階で矛盾を感じてきたことがあったので紹介したいと思います。まず。全員安打の記録ですが、毎日新聞社の大会記録でみていくと、65回大会までは、出場選手全員が安打した時が全員安打として記録されていますが、66回大会以降は先発全員安打としてひとくくりになっています。このことにより、現在は先発全員安打として昨年の鹿児島実まで(城南戦)55試合記録されたことになっていますが、実際は65回大会以前の先発全員安打が含まれていないため合計73試合あります。(昨年の大会までで、先発全員安打が30回、出場選手全員安打が43試合)公式に発表されている回数と18試合差が出ているのに矛盾を感じます。

同じことが、全員奪三振についても起きています。先発全員奪三振と出場選手全員奪三振が混同した記録になっていてこれまでのトータルの数が合ってきていないのが現状です。正確には出場選手全員奪三振は81回大会の島袋洋奨投手(興南)が富山商戦で記録するまで19回(延長戦3試合は含まず)あり、これが公式な記録かと思われます。しかし、ここ近年の記録には先発全員奪三振を記録した、78回大会の大嶺裕太投手(八重山商工)などの記録が入ってきてトータルの数が合っていません。先発全員奪三振が全員奪三振の記録に入ってくるようだと19回以上の記録になるのは間違いありません。

次に毎回安打と毎回奪三振の記録ですが、夏の大会では、毎回安打は92回大会の北大津まで67回、毎回奪三振は昨年の歳内宏明投手(聖光学院)まで74回と明確に回数をうたっていますが、センバツになると両記録とも回数が明記されません。恐らく古い大会のイニングごとの詳細な記録が不明なためかと思われます。私が調べたところ、毎回安打は昨年の日大三(加古川北戦)まで33回、毎回奪三振が81回大会の島袋投手まで27回あります。(イニング詳細がどうしても不明な試合は除く)

そんな中、連続毎回奪三振(20イニングス連続)という記録を、69回大会に報徳学園・前田智章投手が日大明誠戦、平安戦で記録しています。特に平安戦などは土砂降りの雨の中で作った記録なので価値があると思います。また、毎回全員奪三振(出場選手全員)は、下記の4人です。

<毎回・出場選手全員奪三振投手>
56回大会(昭和59年) 桑田真澄投手(PL学園) 岩倉戦で14奪三振
62回大会(平成2年) 三好靖人(高松商) 鳥取西戦で18奪三振
76回大会(平成16年) 大前佑輔投手(社) 福井戦で17奪三振
81回大会(平成21年) 島袋洋奨投手(興南) 富山商戦で19奪三振

また、毎回・出場選手全員安打は下記の2試合です。
54回大会(昭和57年) 高知商が延岡商戦で毎回の16安打を放ち記録
72回大会(平成12年) 明徳義塾が上宮太子戦で毎回の15安打を放ち記録

上記の記録はあくまで、イニング詳細記録がわかる範囲で調べた記録なので実際はもう少し記録が達成している可能性もあります。

[19069] Re:[19068] 陽の目を見ない完封記録 投稿者:nom 投稿日:2012/02/21(Tue) 20:49

管理人様、鉄人244号様、カメ大王様、皆さんこんにちは

> > このとき記録した公立校の投手の2試合連続完封は昨年の井上真伊人投手(加古川北)が記録するまで34年間誰も出来なかった記録です。
>
> 残念ですがセンバツにて公立勢の2試合連続完封勝利は加古川北の井上くんより一足先にメ長崎県立清峰高校モの今村 猛(現広島)が日本文理、センバツ初出場の福知山成美と立て続けに完封しました!!
> お互いに県勢初優勝をかけた2009年のことでした!!

カメ大王様の書き込みを見るまで、完全に抜けてましたが、
第50回(昭和53年) 桐生・小暮投手(2-3戦完封)
第55回(昭和58年) 横浜商・三浦投手(2-4戦完封)、佐世保工・香田投手(1-2戦完封)
彼らも公立ですよね。

[19068] Re:[19041] 陽の目を見ない完封記録 投稿者:カメ大王 投稿日:2012/02/21(Tue) 15:30

皆様、こんにちわ!!

> このとき記録した公立校の投手の2試合連続完封は昨年の井上真伊人投手(加古川北)が記録するまで34年間誰も出来なかった記録です。

残念ですがセンバツにて公立勢の2試合連続完封勝利は加古川北の井上くんより一足先にメ長崎県立清峰高校モの今村 猛(現広島)が日本文理、センバツ初出場の福知山成美と立て続けに完封しました!!
お互いに県勢初優勝をかけた2009年のことでした!!

追伸
私の家族は自分以外がインフルエンザと大変なことになっています!!
私も風邪です!!
なのでセンバツ出場が内定し、勝つための練習を励んでいる選手の皆様は体調管理にも十分気をつけて下さい
将来の夢がプロ野球選手という球児はなおさらです!!

[19067] 選抜展望 投稿者:わか 投稿日:2012/02/21(Tue) 12:15

皆さん、こんにちは。
1)光星学院:郷土の代表校なので応援しています。昨夏の雪辱を果たして欲しいです。
2)聖光学院:昨夏は準備不足もあったでしょうが、今春は岡野投手を中心に歳内投手頼りを脱却して全員野球で被災地のためにと燃えているでしょう。
3)大阪桐蔭・藤波投手:元々チームの総合力は高いと思います。絶対的なエースと呼ばれて結果を出せるか?
4)愛工大名電vs光星学院 大阪桐蔭vs聖光学院 智弁学園vs横浜 作新学院vs光星学院
5)◎光星学院、聖光学院、作新学院、愛工大名電、大阪桐蔭、智弁学園、天理、神村学園
6)早鞆高校の大越監督の采配に注目したいです。女満別にも活躍してもらいたいです。

[19066] Re:[19058] 運命の対決? 投稿者:ユウ 投稿日:2012/02/21(Tue) 00:13

こんばんは。僕はそれの補足というかちょっとずれてと言いますか、似たようなテーマで載せたいと思います。自分は、今年の春夏の優勝校が同年に対決した場合を載せたいと思います。

左=同年の春の優勝校 右=同年の夏の優勝校 ○=勝者

1925年 ○松山商ー高松商
1926年 ○広陵中ー静岡中
1931年 ○広島商ー中京商
1932年 ○松山商ー中京商○
1937年 ○浪華商ー中京商
1947年 ○徳島商ー小倉中
1948年 ○京都一商ー小倉
1961年 ○法政二ー浪商○
1963年 ○下関商ー明星○
1970年 ○箕島ー東海大相模
1973年 ○横浜ー広島商
1974年 ○報徳学園ー銚子商
1983年 池田ーPL学園○
1984年 ○岩倉ー取手二
1985年 ○伊野商ーPL学園
1996年 鹿児島実ー松山商○
2000年 ○東海大相模ー智弁和歌山
2004年 済美ー駒大苫小牧○
2006年 ○横浜ー早稲田実

ただこの場合春の優勝校が夏の優勝校を倒していることが圧倒的に多く、夏の優勝校が勝ったのは6試合だけ。春夏お互いに勝っている試合は3つだけという非常に少ない結果になっています。春負けた悔しさをバネに夏優勝するということが多いのだと思いますね。

[19065] Re:[19064] 訂正2 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/20(Mon) 22:36

ロビンさん、こんばんは。

> 21世紀枠出場校の私立校撃破の中に、10年の向陽2ー1開星が抜けていると思います。
これまた失礼しました。
ということは、対私立は8勝9敗(勝率.471)になりますね。訂正させていただきました。

[19064] Re:[19060] センバツ展望。 投稿者:ロビン 投稿日:2012/02/20(Mon) 21:28

>管理人様、こんばんは。
21世紀枠出場校の私立校撃破の中に、10年の向陽2ー1開星が抜けていると思います。開星・野々村監督の試合後のコメントが物議を醸した試合ですね。

>昔の名前で出ています・三重様
夏の大会で3回戦最終試合に勝ち、翌日の準々決勝第1試合を戦ったチームは、73回大会(91年)の柳川が最後ですね。この時は同日の第2試合で四日市工vs松商学園の延長16回の大熱戦があり、柳川が勝った第4試合が終わったのが夜の8時前、そして翌朝8時の第1試合に登場という強行軍でしたね。これがきっかけなのかは知りませんが、翌年あたりから3回戦最終試合の勝者が翌日の準々決勝第1試合に当たらないよう、抽選で配慮されるようになったんですね。

[19063] Re:[19061] 訂正 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/20(Mon) 21:07

昔の名前で出ています・三重さん、こんばんは。

> センバツ出場校監督紹介の中で、三重の沖田監督が「夏2回2勝2敗」になっていますが、春夏ともに「1回ずつ1勝1敗」ですので訂正をお願い致します。
大変失礼しました。只今訂正させていただきました。
「09年選手権、10年選抜で2季連続の甲子園」と書いておきながらケアレスミスも甚だしいですね。

[19062] Re:[19052] センバツ展望 投稿者:ふてにゃん 投稿日:2012/02/20(Mon) 20:48

> 大谷翔平投手(花巻東)は左股関節の骨端線損傷で戦線離脱し、昨秋の公式戦登板はゼロ。
> 5カ月ぶりに投球練習を再開し、順調に調整は進んでいるようですが、将来ある逸材なので無理はしないで欲しいですね。無理を承知でついつい力投して故障(骨折)してしまった先輩・菊池雄星投手(西武)と同じ轍を踏まないように。フォームのバランスを意識して7割程度の力で軽く投げているようですが、投げ込み不足は否めません。本番(選抜)では小原・佐々木毅との併用で望み、夏に繋げるのが今はベストかと思います。
みなさんこんばんは。藤村さんこんばんは。
藤村さん意見についつい何度もうなづいてしまいました。最近、他の競技で名プレーヤー(自称)だった人が役員なんぞやっているのですが、ある選手を指差して「彼は将来有望な選手なんだけど、今大会が終わると1ヶ月海外合宿してその後日本代表‥学校もほとんど行ってないだろう‥云々」(すごく寒くてよく聞いてなかったデス)そんな彼が「こんなことしていたら彼は嫌になってやめちゃうかもしんないよ」なんて心配しておりました(確かに!私の場合だが彼女とデートしたり遊びたい年頃でもありますね〜)とかく高校野球に関しては一人の人間の出来不出来に左右されやすいと思いますので共有地の悲劇が起こりやすいと常々、感じております。とあるプロゴルファーが「練習すればいいってもんじゃないんだよね。故障もするし、間違った練習して変な癖をつけてしまうと直すのに倍の時間が掛かるんだよね‥云々」なんて言ってましたが、大谷投手には全快するまで野球以外のことをして欲しいです(頭の切り替えも投手に必要な資質だと思いますし他の才能に目覚めるかも?)
nomさんこんばんは。10年以上前の事でうろ覚えで申し訳ないのですが、三重高の上西投手はプロゴルファーになってました(当時、高校野球の話は全くしなかったと思います。残念!)

[19061] Re:[19058] 運命の対決? 投稿者:昔の名前で出ています・三重 投稿日:2012/02/20(Mon) 16:15

管理人様、皆様こんにちは。お久しぶりに、失礼します。

nom様、はじめまして。記録で三重に関する話題を、ありがとうございます。

> 今年の選抜に出場する三重にも関係してのことですが、昭和43年(1968年)夏の大会を調べていたときに、ある試合に目がとまりました。
> ・昭和43年夏/3回戦/三重(投手:上西)6-3松山商(投手:中村、井上)
> ご存知の方も多いでしょうが、三重は昭和44年春に上西投手で優勝、松山商は昭和44年夏(三沢との決勝再試合で有名)に井上投手、中村投手で優勝しています。
> つまり、翌年の春夏優勝校が主戦投手も変わらずにその前年に対戦していました。

この試合を私はテレビで見ていたのですが、確か3回戦最後の第四試合だったと思います。すでに準々決勝の組み合わせが決まっていて、この試合の勝者は翌日の第一試合で興国(大阪)と対戦することになっていました。試合の中ではアナウンサーと解説者が「どちらが勝っても次の試合は明日の第一試合ということですので、投手にとっては厳しいですね」と、語っていたのを今でも覚えています。興国は前日に3回戦を終えていて、一日置いての準々決勝で有利な状況だったと思います。準々決勝は興国が5ー1で勝利して、そのまま決勝まで駆け上がり優勝しました。もし対戦相手が松山商だったら違った展開になっていたかもしれませんが、三重にとっては悔しい試合となりました。

ところで管理人様が展望の中で「旋風を起こすかも知れないチーム」に三重を挙げられていますが、密かに私も少し期待を思い浮かべています。といいますのは三重が成績を残しているのが、前述の昭和43年の夏から昭和45年の春にかけてが最初の時期で、次が平成2年の春から平成4年の夏にかけてです。そして今回が平成21年の夏・平成22年の春に続く流れとなっていて、センバツに関してみれば41回と42回、62回と64回、そして82回と84回というように約20年の間隔で巡って来ていることに着目しています。チームの目標でもある、最低2勝して8強入りを期待しております。

それから先日のセンバツ出場校監督紹介の中で、三重の沖田監督が「夏2回2勝2敗」になっていますが、春夏ともに「1回ずつ1勝1敗」ですので訂正をお願い致します。

[19060] Re:[19059] センバツ展望。 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/19(Sun) 21:19

捲り一発さん、こんばんは。
センバツ展望の書き込みありがとうございました。

> 1)女満別
> 練習環境も選手層も強豪校とは比較にならないと思いますが、やってみなければわからないのが高校野球。初戦突破の予感がするのは私だけ?
21世紀枠出場26校の初戦成績(2011年現在)は10勝16敗。
その内、対私立に限ると8勝9敗と大健闘。私立の強豪校を向こうに回してこの成績は侮れない存在ですよね。

21世紀枠の初戦・対私立8勝は、宜野座7ー2岐阜一(01年)、一迫商5ー2修徳(05年)、都城泉ヶ丘2ー0桐生一(07年)、成章3ー2駒大岩見沢、安房2ー0城北、華陵1ー0慶應義塾(以上08年)、向陽2ー1開星*(10年)、城南8ー5報徳学園(11年)。*2/20追加訂正 by 管理人

[19059] センバツ展望。 投稿者:捲り一発 投稿日:2012/02/19(Sun) 20:29

管理人様皆様こんばんは。
以下、センバツ展望です。

1)女満別
練習環境も選手層も強豪校とは比較にならないと思いますが、やってみなければわからないのが高校野球。初戦突破の予感がするのは私だけ?
2)神村学園
旋風を起こすというより、きっと上位に食い込むでしょう。近年の九州地区はレベルが高いです。
3)愛工大名電・濱田投手
スタミナのある選手は好感が持てます。
4)大阪桐蔭×横浜×天理
客を呼べる高校。土日に対戦となれば、球場は満員でしょう。
5)光星学院、作新学院、◎愛工大名電、三重、智弁学園、大阪桐蔭、神村学園、九州学院
6)勝ち上がるにはクジ運も大切。抽選会が楽しみです。

[19058] 運命の対決? 投稿者:nom 投稿日:2012/02/19(Sun) 18:03

管理人様、皆さんこんにちは

<以下、個人名への敬称は省略させていただいてます>

今回は春夏ごちゃ混ぜのテーマです。
今年の選抜に出場する三重にも関係してのことですが、昭和43年(1968年)夏の大会を調べていたときに、ある試合に目がとまりました。
・昭和43年夏/3回戦/三重(投手:上西)6-3松山商(投手:中村、井上)
ご存知の方も多いでしょうが、三重は昭和44年春に上西投手で優勝、松山商は昭和44年夏(三沢との決勝再試合で有名)に井上投手、中村投手で優勝しています。
つまり、翌年の春夏優勝校が主戦投手も変わらずにその前年に対戦していました。

「去年の春夏優勝校が今年対戦」なら盛り上がるでしょうが、「来年の春夏優勝校が今年対戦」というのは予知能力者でもない限り盛り上がれません(^^;)。

他にそんな試合があるのか、調べてみました。
・対戦結果の左が翌年春の優勝校、右が翌年夏の優勝校
・( )内はその試合で登板し、翌年も甲子園で投げて優勝する投手
・○は両チームの投手が翌年も投げて優勝するもの、△は一方のチームにしか投手がいないもの

○昭和6年夏/準決勝/松山商(三森)1-3中京商(吉田)
△昭和10年春/準決勝/愛知商2-3岐阜商(松井)
△昭和12年春/準々決勝/中京商(野口)2ー0平安中
○昭和22年春/2回戦/京都一商(北本)1-2小倉中(福島)
○昭和35年夏/2回戦/法政二(柴田)4-0浪商(尾崎)
○昭和43年夏/3回戦/三重(上西)6-3松山商(井上、中村)
△昭和48年春/1回戦/報徳学園16-0銚子商(土屋)

この中で、松山商-中京商と法政二-浪商はこのときすでに優勝候補同士の対戦で、結局3季連続対決・勝った方がそのまま優勝、ということで有名過ぎですね。
また戦前・終戦直後の春は強豪校が今よりも選ばれやすかったので十分対戦の可能性があります。
「予選から一度も負けられない夏」、「出場校数の多い記念大会(昭和43年夏は48校)」、「両チームの投手が翌年も投げる」、という三重-松山商の対戦は貴重だと思います。

今年(2012年)の選抜でそれに該当する可能性がある組み合わせは、というと以下です(○△の意味は上と同じです)。
△2011年春/2回戦/履正社8-2九州学院(大塚)
○2011年夏/2回戦/横浜(柳)6-5健大高崎(三木)
○2011年夏/3回戦/智弁学園(青山)9-4横浜(柳)
○2011年夏/準々決勝/作新学院(大谷)7-6智弁学園(青山)
△2011年夏/準決勝/光星学院5-0作新学院(大谷)

○印の対戦も、今年の春夏の優勝を分け合っても不思議でない組み合わせもありますが、さすがに将来までは見通せませんね…

[19057] センバツ大会での被安打1 敗戦投手 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/19(Sun) 15:58

管理人さん、皆さん、こんにちは。

nomさん、独三郎さん、こんにちは。私の書き込みに興味を持っていただき嬉しいかぎりです。私も古い新聞や雑誌などを頼りに調査し投稿しています。記録も古いものに載っていながら、現在は名前すら出てこないなど、整合性を高めながら調べています。手間はかかりますが、高校野球が好きなので楽しく調べさせてもらっています。

今回は、センバツ大会で相手チームを1安打に抑えながら、敗戦投手となった例を紹介したいと思います。
<被安打1 敗戦投手>
5回大会(昭和3年) 宮村静男投手(市岡中) 高松商戦2ー0で敗戦
15回大会(昭和13年) 久野欣幸投手(東邦商) 決勝の中京商戦1ー0で敗戦
17回大会(昭和15年) 亀井利春投手(海南中) 高松商戦2ー1で敗戦
19回大会(昭和22年) 前田祐吉投手(城東中) 小倉中戦1ー0で敗戦
25回大会(昭和28年) 木戸内一茂投手(豊橋時習館)洲本戦1ー0で敗戦
33回大会(昭和36年) 山中巽投手(中京商) 小倉工戦2ー1で敗戦

以上6人の投手が、対戦相手をわずかに1安打に抑えながら敗戦した投手です。この6試合のうち、対戦相手の中京商、小倉中、洲本はその大会の優勝チームです。このような劣勢の試合を乗り切ってこそ、優勝というものをつかまえることができるのでしょうね。この中で15回大会の東邦商×中京商戦は、両チーム合計安打が3と、48回大会の鉾田一×糸井川商工戦で両チーム合計安打2という記録がでるまで、9回大会の京都師範×海草中と並び両チーム合計最少安打を記録した試合でした。また、19回大会の城東中×小倉中戦での、前田投手の投球数78は、当時の一試合最少投球数で、試合時間も前述の京都師範×海草中の1時間15分に次ぐ1時間16分と当時史上2番目の最短試合時間でした。この記録の中でも、25回大会の木戸内投手は6回にバントヒットによる内野安打を許したのみ、33回大会の山中投手は、打撃妨害とホームスチールによる失点という非常に惜しい記録でした。

ちなみに1安打完封勝利というのは昨年まで、57試合あり、そのうち12試合が金属バット採用後の記録です。1安打1失点完投勝利になると、4回大会(昭和2年)の和歌山中・小川正太郎投手が松山商戦で記録してから、78回大会(平成18年)の岐阜城北・尾藤竜一投手が一関学院戦で記録するまで9人います。

1安打2失点完投勝利となるとますます貴重な記録となり、16回大会で北神商・津田利雄投手が浅野中戦で達成した記録と、19回大会(昭和22年)に南薫、岩本堯両投手(田辺中)が富田中戦で記録した2試合しかありません。

さらに、被安打1での最多失点は3点で、2回大会(大正14年)に松山商の森本茂投手が広陵中戦で記録しています。この試合は、センバツで1番最初に甲子園球場で行われた試合で、8回裏に松山商が逆転し悲劇的な結果にはならなかったようです。

[19056] センバツ展望・出場校監督データ編(選抜大会情報25) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/19(Sun) 13:16

皆さん、こんにちは。
選抜大会情報の「出場校監督編」をアップ完了しました。

32人の出場校監督の年齢、過去の甲子園戦績(通算・選抜大会・選手権大会の勝敗、出場回数)、指導者歴、出身地、出身校、現役時代などのデータをまとめました。センバツ展望の参考資料としてご覧ください。

▼第84回センバツ出場校監督紹介
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12.html#kantoku

高校時代に甲子園出場経験を持つ監督は11人。
01)作新学院・小針崇宏監督‥‥作新学院の二塁手で00年選抜8強
02)健大高崎・青柳博文監督‥‥前橋商の一塁手で90年選抜出場
03)高崎・境原尚樹監督‥‥高崎の中堅手で81年選抜出場
04)敦賀気比・東哲平監督‥‥敦賀気比の一塁手で97年夏から3季連続甲子園出場
05)智弁学園・小坂将商監督‥‥智弁学園の中堅手・主将で95年選手権4強
06)天理・橋本武徳監督‥‥天理で62年選手権出場(*不詳)
07)履正社・岡田龍生監督‥‥東洋大姫路の三塁手・主将で79年選抜4強
08)倉敷商・森光淳郎監督‥‥倉敷商の中堅手・主将で88年選手権出場
09)早鞆・大越基監督‥‥仙台育英の投手で89年選抜8強、同年選手権で準優勝
10)高知・島田達二監督‥‥高知の遊撃手で90年選抜出場
11)九州学院・坂井宏安監督‥‥九州学院の中堅手で75年選手権出場
*高校時代の守備位置など詳細不明。橋本監督は小西亮之祐(早大ー熊谷組)や道治一俊(天王寺鉄道局八尾ー富士鉄室蘭)らと同期。

[19055] 大谷翔平投手 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/19(Sun) 12:17

皆さん、こんにちは。
大谷翔平投手(花巻東)に関する続報です。

報道によると、大谷投手は昨18日、静岡・草薙球場で行われている花巻東の合宿で半年ぶりに「打者を相手にした」投球を再開したとのこと。打者に対して投げるのは昨年の8月7日、夏の選手権大会1回戦の対帝京戦(阪神甲子園球場)以来195日ぶり。習得中のフォークボールや得意のカーブの感触を確認しながら54球を投げ、打者17人に対して被安打4、四死球2、奪三振2という内容でした。

[19054] センバツ 投稿者:上昇気流 投稿日:2012/02/18(Sat) 20:40

管理人さん、皆さん始めまして上昇気流と申します。
早速ですが…地球環境高校の試合を楽しみにしてます。
地球環境高校には…頑張って優勝して欲しいです。
何かありましたらご返信待ってます。

[19053] Re:[19048] 記録にならなかった大記録 投稿者:狛三郎 投稿日:2012/02/18(Sat) 18:53

管理人様、皆様、こんばんは。
鉄人244号さんの投稿は非常に興味深かったです。

> 9回までノーヒットノーランに抑えながら延長戦でヒットを打たれたという投手も二人います。10回大会(昭和8年)の吉田正男投手(中京商)が興国商相手に9回どころか、12回まで無安打に抑えましたが13回一死後6番中田選手にショートオーバーのヒットを放たれ大記録を逸しました。

そんな記録があったとは知りませんでした。
asahi.comの甲子園戦績によれば、この試合の奪三振も22。味方が点を取ってくれるのを延々待ちながら孤軍奮闘していたのですね。
調べてみたら吉田投手はこの大会は1回戦でも1安打完封勝ち。つまり2試合続けて1被安打のためにノーヒットノーランを逃したことになります。気の毒というか何と言うか。
ただし、この2つはむろん記録には残らないのですが、彼はその後同年夏(1933年の第19回大会)の1回戦、善隣商(朝鮮)戦において「3度目の正直」でノーヒットノーランを達成しています。
また、この大会で彼は全試合完投していますが、ご存知のとおり準決勝が明石中(兵庫)との延長25回1ー0という「死闘」でした。

それにしても、この当時の甲子園ではノーヒットノーランがよく記録されていまして、1931年春に1回、32年夏に3回、33年春に2回、33年夏に1回(このほか継投による記録1あり)、34年夏にも1回。
当時は打撃力が乏しいのと、吉田正男のほか灰山元治(広島商)、楠本保(明石中)など「伝説の投手」がいたせいでしょうが、21世紀になってから11年間で春に1回、ダルビッシュが記録しただけであることを考えると隔世の感がありますね。
もし過去に戻れるなら、私はこの当時の大会を生観戦してみたいです。打撃戦より投手戦の方が私の好みに合う。
奪三振や防御率などの記録面では、今の時代になぞらえると松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大らがさらにパワーアップして同じ大会で投げ合っているような感じですね。

[19052] Re:[19050] センバツ展望 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/18(Sat) 17:25

ドッキーさん、こんにちは。センバツ展望の書き込みありがとうございました。

> 3)花巻東の大谷投手
> すでに150キロの速球を投げる豪腕。まだ潜在能力を秘めているらしく、この冬でどれだけ成長したのか楽しみです。
大谷翔平投手(花巻東)は左股関節の骨端線損傷で戦線離脱し、昨秋の公式戦登板はゼロ。
5カ月ぶりに投球練習を再開し、順調に調整は進んでいるようですが、将来ある逸材なので無理はしないで欲しいですね。無理を承知でついつい力投して故障(骨折)してしまった先輩・菊池雄星投手(西武)と同じ轍を踏まないように。フォームのバランスを意識して7割程度の力で軽く投げているようですが、投げ込み不足は否めません。本番(選抜)では小原・佐々木毅との併用で望み、夏に繋げるのが今はベストかと思います。

[19051] Re:[19048] 記録にならなかった大記録 投稿者:No.38 投稿日:2012/02/18(Sat) 16:58

管理人さん,みなさん,こんにちは。

> これらの記録にならない記録の中で最も悲劇的と思われるのが、60回大会(昭和63年)の木村竜治投手(中京)かと思われます。

第60回選抜を特集した『報知』今ももっています。(かなり,ボロボロになってきましたが) 久しぶりに開いてみたら,宇部商は2試合連続逆転勝ちから一転,この大会のwinnerである宇和島東に逆転サヨナラを食らっています。また,渡辺功児投手を擁した桐蔭学園と宇和島東の延長16回の死闘があったのもこの大会でした。

蛇足ですが,この大会の行進曲『夢冒険』を歌ったのりぴーが開会式を見てる写真も載っていました。このころはまだ純粋そうでした(笑)

[19050] センバツ展望 投稿者:ドッキー 投稿日:2012/02/18(Sat) 01:44

管理人の藤村さん、皆さん、こんにちは。センバツ展望をさせていただきます。

1)三重
地元三重県のチームなので、もちろん応援しています。秋の東海大会では三重県勢として久々に決勝に進出しました。08年の宇治山田商と10年の三重高校は神宮枠の恩恵を受けて出場することができましたが、今回は一般枠でセンバツ出場。静岡・愛知・岐阜の高校が近年甲子園で上位に進出しているので、三重県も頑張ってほしいと思います。

2)早鞆、石巻工
早鞆は元プロ野球選手の大越監督の采配に注目しています。石巻工は被災地の高校ですので、東北に元気を与えるプレーを見せてほしいです。

3)花巻東の大谷投手
すでに150キロの速球を投げる豪腕。まだ潜在能力を秘めているらしく、この冬でどれだけ成長したのか楽しみです。

4)大阪桐蔭ー愛工大名電
総合力は全国トップクラスの大阪桐蔭と、バントを多用した攻撃が持ち味の名電。好投手を擁する両校の対戦を見てみたいですね。この両校は昨年の夏の県大会決勝で敗れており、このセンバツにかける思いは強いと思います。

5)光星学院、◎花巻東、聖光学院、作新学院、愛工大名電、三重、大阪桐蔭、鳥取城北

6)8強予想では東北の3県をリストアップしました。東日本大震災から1年、壮絶な思いをしてきた球児たちですので、強い気持ちを持って甲子園にやってくると思いますし、この年に東北の高校が優勝するんじゃないかと思っています。根拠は全くありませんが、なぜかそういうことが起こりそうな気がしてならないです。

[19049] Re:[19048] 記録にならなかった大記録 投稿者:nom 投稿日:2012/02/17(Fri) 22:37

管理人様、鉄人244号様、皆さんこんにちは

最近、記録の話題が多く、読んでいるだけでも楽しいです。

> ノーヒットに抑えながら失点を許したケースは、8回大会(昭和6年)に、喜多嶋正次投手(和歌山中)が海草中戦で記録しています。4回に遊ゴロの間に二塁手のエラーで出たランナーが還り1点を献上。しかし、その後も相手を無安打に抑えたが1失点のため、ノーヒットノーランなりませんでした。もう一人がアララの呪文さんも書き込まれている、44回大会(昭和47年)の益永博之投手(高知商)です。松商学園戦で9回1死まで無安打に抑え、あと二人の状態から、二塁手がエラー、次打者に死球を与え、送りバントで一死二三塁とされ三塁ゴロを打たせましたが、2点差のため、三塁手は1塁への送球を選択。この間に3塁ランナーが生還しノーヒットで1失点という形になってしまいました。ノーヒット1失点投手はこの二人しかいませんん。

ノーヒットワンランに関係してです。昔の新聞を見てみると、現在の記録と異なっていることがあり、「当時の記事が間違っている」「今の記録が誤って後世に伝わっている」「後で大会本部から訂正された」など考えられるのですが、最近見つけた新聞記事からご紹介。
相手を無安打で抑えながら敗戦というと昭和28年夏の慶応2-0北海が有名で、春は該当するのが無いはずですが、昭和22年準決勝の小倉中1-0城東中がその可能性があります。
URLに記載のように、記録では城東中は「被安打1、失策6」で敗退ですが、当時の朝日新聞では「遊ゴロを後逸して得点を許し、被安打0、失策7で敗退」という記載でした。
後から訂正が入ったかもしれませんが、安打と失策の判定の難しさは今も昔も変わらないようです。
http://www2.asahi.com/koshien/game/1947/300/9004/

[19048] 記録にならなかった大記録 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/16(Thu) 22:12

管理人さん、皆さん、こんばんは。

前回の書き込みから、ノーヒットワンランが過去にどれだけあるか気になり調べてみました。ノーヒットワンランに関わらず色々なパターンがありましたので紹介します。

ノーヒットに抑えながら失点を許したケースは、8回大会(昭和6年)に、喜多嶋正次投手(和歌山中)が海草中戦で記録しています。4回に遊ゴロの間に二塁手のエラーで出たランナーが還り1点を献上。しかし、その後も相手を無安打に抑えたが1失点のため、ノーヒットノーランなりませんでした。もう一人がアララの呪文さんも書き込まれている、44回大会(昭和47年)の益永博之投手(高知商)です。松商学園戦で9回1死まで無安打に抑え、あと二人の状態から、二塁手がエラー、次打者に死球を与え、送りバントで一死二三塁とされ三塁ゴロを打たせましたが、2点差のため、三塁手は1塁への送球を選択。この間に3塁ランナーが生還しノーヒットで1失点という形になってしまいました。ノーヒット1失点投手はこの二人しかいませんん。

9回までノーヒットノーランに抑えながら延長戦でヒットを打たれたという投手も二人います。10回大会(昭和8年)の吉田正男投手(中京商)が興国商相手に9回どころか、12回まで無安打に抑えましたが13回一死後6番中田選手にショートオーバーのヒットを放たれ大記録を逸しました。もう一人が記憶に新しい、81回大会(平成21年)の中野隆之投手(PL学園)です。南陽工戦で9回まで無安打に抑えながら、10回一死から初安打を浴び、2死からまさかの3連打で2失点。まさかの敗戦投手となってしまいました。

8回まで無安打無得点に抑えていながら、交代した投手も一人います。65回大会(平成5年)の牧野光将投手(上宮)、鹿児島実戦で8回まで完璧な投球をし無安打無得点に抑えていたにもかかわらず、突然9回に交替し、エースの吉川投手が登板しました。これは、優勝するためには、吉川投手の力が必要ということで牧野投手本人が監督に直訴して、まだその大会登板のなかった吉川投手を投げさせたという経緯があったようです。このリリーフ登板がなければ大記録の達成も可能だったかもしれません。

9回にはいるまで無安打に抑えながら、ヒットを打たれ惜しくも記録にならなかったケースは、最近では81回大会(平成21年)の花巻東の菊池雄星投手(鵡川戦)や77回大会(平成17年)の神戸国際大付の大西正樹投手(駒大苫小牧戦)などがありますが、9回2死までノーヒットに抑えて記録が達成できなかった投手を調べてみたところ、二人の投手がいました。一人は8回大会(昭和6年)の稲若博投手(八尾中)です。愛知商戦で9回二死から春日井選手に右越三塁打を放たれ記録達成なりませんでした。もう一人は、39回大会(昭和42年)の望月省二投手(甲府商)です。近大付相手に7回終了までパーフェクト。8回先頭打者を四球で出し完全試合の夢は消えましたが、その後9回二死まで無安打に抑え28人目の打者も二塁ゴロに打ち取りましたが、二塁手がエラー。続く白石選手に左中間に三塁打を打たれ記録を断たれました。ちなみに、この後の試合で野上俊夫投手(市和歌山商)が三重戦でノーヒットノーランを達成しています。

これらの記録にならない記録の中で最も悲劇的と思われるのが、60回大会(昭和63年)の木村竜治投手(中京)かと思われます。宇部商戦1ー0とリードして、9回一死までパーフェクトに抑えていながら、あと二人というところで8番西田選手に一二塁間を抜かれノーヒットノーランを断たれ、送りバント後1番坂本選手に、左中間ラッキーゾーンに逆転ホームランを打たれ勝ちすら逃げて行ったという試合でした。

また、この記録を調べている中で、過去の資料には、19回大会(昭和22年)に大田黒治夫投手(中学済済黌)が京都二中戦で無安打無得点を達成していることになっています。(私の資料ですと平成元年ごろまでずっと載っています。)実際は2安打打たれており、記録が達成されていないのにしばらく無安打無得点を達成したことになっていた珍しいケースではないかと思われます。

[19047] Re:[19045] [19046] センバツ展望 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/16(Thu) 21:27

ジャムさん、富西ファイトさん、こんばんは。
センバツ展望の書き込みありがとうございました。

[19046] センバツ展望 投稿者:富西ファイト 投稿日:2012/02/16(Thu) 20:52

管理人さん、皆さんこんにちは。センバツ展望を投稿させて頂きます。

1)鳴門:郷土の代表校なので応援しています。ベスト8まで勝ち残って欲しいです。
2)花巻東:準優勝した81回大会の再現を期待しています。大谷投手の復調が鍵です。
3)愛工大名電・濱田投手:享栄・近藤投手(現・中日投手コーチ)の再来を予感させる大型左腕投手を擁して、チームの総合力は高いと思います。
4)愛工大名電vs大阪桐蔭 花巻東vs智弁学園 天理vs横浜 関東一vs光星学院
5)花巻東 作新学院 ◎愛工大名電 大阪桐蔭 智弁学園 高知 鳴門 神村学園
6)今センバツは大型の本格派投手が多いので、延長15回の試合が見られるかも。 

[19045] センバツ展望 投稿者:ジャム 投稿日:2012/02/16(Thu) 17:59

管理人さん、皆さんこんにちは。自分の高校野球仲間でもあるとおるちゃんとユウさんが相次いで投稿なされていたのでじゃあ次は自分かなと思い久々に選抜展望に投稿させて頂きます。ただ、毎年選抜は一冬越してチーム力が上がっているチームが多いので予想困難なため予想というより、願望という感じで書きますが(笑)

  1)健大高崎、横浜 地元茨城が今年は出れなかったため、応援するチームといわれると迷いますが昨夏の初出場1勝+校歌が印象に残った健大高崎とその健大を2回戦で破った関東の横綱横浜高校を挙げさせて頂きます。横浜はすべりこみで出場を決めましたが、甲子園では滅法強いのでまずは06年の優勝以来6年ぶりの春1勝をして勢いに乗れれば面白い存在になりそうな気がします。
  2)地球環境、鳥取城北
地球環境の絶対的エース漆戸君が実は少し気になっていて、彼の投球次第では台風の目になるのではないかという予感がしています。鳥取城北は打線がいいようで、優勝候補には挙げられていないようですが神宮4強という成績もありますし、ひょっとしたら何年か前の常葉学園菊川のような存在になるのではと思っています。
  3)当然高校ビッグ3といわれている名電浜田君、花巻東大谷翔平君、桐蔭藤浪君の3人は気になっています(笑)それに加え、智弁学園青山君&小野君、神村学園平藪君、先程挙げた地球環境漆戸君、関東一中村君、横浜柳君、光星金沢君、聖光岡野君、女満別二階堂君などなど気になる投手が今回やたら多い気がします(笑)
  4)愛工大名電ー大阪桐蔭、光星学院ー智弁学園 横浜ー花巻東 神村学園ー愛工大名電 かつての神宮決勝と選抜決勝が実現する可能性ありで今度はどんな展開になるのか見てみたい気がします。
  5)聖光学院、作新学院、横浜、◎愛工大名電、智弁学園、大阪桐蔭、鳥取城北、神村学園 単に強豪を並べただけのような気がしますが、組み合わせ前なのでこんな感じでご勘弁を。名電優勝予想も自分にしては鉄板すぎるような(笑)
  6)とおるちゃんも書かれていましたが、まず今回AKBのエビカツが行進曲に選ばれたことが嬉しいです(笑)それと好投手が多い大会でもあるので、打撃戦よりは投手戦中心の展開になっていくのかなという気がしています。最後に東日本大震災からおよそ1年後に行われる今大会。特に震災で被害の大きかった宮城の石巻工には多くの被災者を勇気づけるプレーを期待したいですね。勿論他の31校にも、最後まで諦めないプレーで観るものに感動を与えて欲しいと思います。

[19044] 完封記録の件 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/16(Thu) 08:36

管理人さん、皆さん、こんにちは。

アララの呪文さん、nomさん、完封記録に対してのフォローありがとうございます。

>アララの呪文さんへ
普天間戦の詳細ありがとうございます。あの年(昭和46年)は、北海をはじめ出場辞退などになる学校が多く。さらに高知、三重、津久見などの強豪校がバタバタと初戦で倒れ。普天間、福島商、木更津中央、大鉄などが旋風を起こした波乱の大会だった記憶があります。ノーヒットワンランやノーヒット1失点なども興味ある記録なので、調べてみたいと思います。

>nomさんへ
金属バット採用後の3完封投手の件、フォローありがとうございます。樽井投手、水野投手に関しては、ご指摘のとおり完全に見落としていました。それにしても名前の挙がった投手で樽井投手以外全員がプロ入りしています。その人たちを上回った東投手は、やはりすごいですね。

[19043] Re:[19041] 陽の目を見ない完封記録 投稿者:nom 投稿日:2012/02/16(Thu) 01:13

管理人様、鉄人244号様、皆さんこんにちは

> もう一人の一大会4完封の投手は、49回大会で活躍した、東裕司投手(箕島)です。

東投手は4完封もですが、5試合で失点したのが1イニングだけというのが際立ちますね。
対戦相手も名古屋電気は優勝候補でむしろ箕島より前評判が高かったようですし、石嶺(豊見城)、山口(智弁学園)、山沖(中村)と、後にプロでも活躍する選手がいるチームに勝利しているのも印象的です。

> ちなみに金属バット採用後の3完封は、53回大会西川佳明(PL学園)、55回大会三浦将明(横浜商)、63回大会上田佳範(松商学園)、70回大会松坂大輔(横浜)、81回大会今村猛(清峰)の5人います。

金属バット採用後の3完封では、以下も入るのでは。
第50回 樽井投手(浜松商)
第55回 水野投手(池田)
二人とも、優勝投手ですが1、3、5戦目の飛び石完封なので、ちょっと目立たないかも。

[19042] Re:[19041] 陽の目を見ない完封記録 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/16(Thu) 00:30

管理人さん、鉄人244号さん、皆さん、こんばんは。

> 今回は完封記録について書き込みます。(中略)
> 一人が43回大会(昭和46年)の優勝投手・渡部良克投手(日大三)です。渡部投手は初戦鹿児島商を6安打完封後、二回戦で対戦したのは、一回戦で沖縄県勢として初めて勝利を飾った普天間高校でした。普天間戦は、渡部投手の調子の悪さもたたり大苦戦。9安打され7ー6で辛勝しました。

懐かしい話題をありがとうございます。渡部投手はもとより、同じ三高の吉沢遊撃手や大鉄の奥田投手などは大変印象に残っています。吉沢さんは子供心に何て巧い人なんだろうと憧れの的でしたね。さて、苦戦した普天間戦、正確に言うと、本土復帰前でしたので「沖縄県勢」ではなく「沖縄勢」でしたが、弘前戦で沖縄勢センバツ初勝利を上げて勢いに乗って臨んだ2回戦、好投手渡部をあわやというところまで追い詰めました。前述の通り本土復帰前で判官びいきの圧倒的な普天間への応援にさすがの渡部も呑まれてしまったのでしょう。当たった相手が悪かったというか、大量失点は調子の悪さだけのせいではなかったと思います。

> もう一人の一大会4完封の投手は、49回大会で活躍した、東裕司投手(箕島)です。

東投手は、努力の人として話題を集めました。試合後のインタビューでいつも「気力と根性で…」とコメントしていたのが思い出に残っています。ちなみに「根性」のアクセントは「こ」に付かず「ん」に付く関西訛りでした。

> この二人の投手の記録に脚光を当てたいと思うのは私だけでしょうか。

大変素晴らしい視点だと思います。夏も調べていただきたいと思います。大相撲の連勝記録で双葉山の69連勝や、白鵬の63連勝は有名ですが、明治から大正にかけて活躍した横綱太刀山は、43連勝の後、1敗を挿んで56連勝しており、この1敗がなければ実は100連勝だったというのは、かなりの好角家なら知っている大記録です。
5試合中4試合完封や、準完全試合などはこの部類に入る、実力のバロメーターと言え、大変興味深いところです。
そういう意味で、私にとっては、第44回大会(昭和47年)高知商業・益永投手のノーヒットワンラン(失策絡みの1失点で自責点0)などは、記憶に残る「怪」記録のひとつです。

[19041] 陽の目を見ない完封記録 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/15(Wed) 22:24

管理人さん、皆さん、こんばんは。

今回は完封記録について書き込みます。センバツの完封記録となると、連続完封4試合という記録が最も表立った記録としてでてきます。15回大会の野口二郎投手(中京商)、17回大会の大島信雄投手(岐阜商)、24回大会の田所善次郎投手(静岡商)、37回大会の平松政次投手の4人が達成しています。しかし、この4人のい素晴らしい投手以外に連続ではありませんが一大会4完封の投手が二人います。

一人が43回大会(昭和46年)の優勝投手・渡部良克投手(日大三)です。渡部投手は初戦鹿児島商を6安打完封後、二回戦で対戦したのは、一回戦で沖縄県勢として初めて勝利を飾った普天間高校でした。普天間戦は、渡部投手の調子の悪さもたたり大苦戦。9安打され7ー6で辛勝しました。準々決勝は大会No.1投手と言われた竹内広明投手のいた深谷商でした。この深谷商に対してはカーブを多投し3安打完封し渡部投手は勢いにのりました。準決勝の坂出商戦は2回のスクイズと、3回に、一昨年山形中央戦でホームランを放った吉沢選手のお父さんがホームランを放ち2ー0とし渡部投手が坂出商を3安打9三振の好投をみせ3試合目の完封。決勝は、前年の近畿大会優勝の市和歌山商と準優勝の三田学園が相次いで不祥事により出場辞退になり、近畿大会0勝で幸運?にもセンバツされた、大鉄でした。大鉄はさらに、エースの田中投手が故障のため投げられず、二番手の堀内投手も不調のため、大会前に急遽登録された、三番手投手の奥田投手が頑張って勝ち上がってきたチームでした。その運と勢いのあった大鉄に対してあわやノーヒットノーランの1安打完封を達成し、大会4完封を記録しました。決勝戦での1安打完封は、32回大会の松下利夫投手(高松商)が記録して以来11年ぶり4度目のことでした。

もう一人の一大会4完封の投手は、49回大会で活躍した、東裕司投手(箕島)です。この東投手は定時制に通い働きながら、野球と仕事と勉強の一人三役をこなす働くエースとして話題になりました。初戦の名古屋電気戦は7安打を許しながらも1ー0で1点を守り完封。二回戦は初戦で酒田大火災の直後の出場で話題になった酒田東から10点を奪った豊見城を完封。準々決勝の岐阜商戦は8回まで0点に抑えていましたが疲れの見えた9回に3点を奪われてしまいました。準決勝は現・智弁和歌山監督の高嶋仁氏の率いる奈良の智弁学園でした。大会No.1投手の山口哲治投手との投げ合いとなり2回に西村選手が、6回に石井選手が粘っこくタイムリーを放ち、東投手が智弁学園をわずか2安打に抑え完封。そして、決勝戦では、部員わずか12人、24の瞳と言われた初陣中村(高知)と対戦。相手投手は阪急や阪神で活躍した、ジャンボ山沖之彦投手。3回に栗山選手、西川選手のタイムリーで2点、6回にも嶋田選手のタイムリーで1点を挙げた箕島が、中村を3安打に抑え3ー0で勝って優勝しました。このとき記録した公立校の投手の2試合連続完封は昨年の井上真伊人投手(加古川北)が記録するまで34年間誰も出来なかった記録です。また、金属バット採用後4完封を記録したのは東投手しかいません。ちなみに金属バット採用後の3完封は、53回大会西川佳明(PL学園)、55回大会三浦将明(横浜商)、63回大会上田佳範(松商学園)、70回大会松坂大輔(横浜)、81回大会今村猛(清峰)の5人います。

この二人の投手の記録に脚光を当てたいと思うのは私だけでしょうか。

[19040] 鳥羽高校について 投稿者:ごーちゃん 投稿日:2012/02/14(Tue) 19:03

白馬の天使様、藤村様、

鳥羽に関する情報、どうもありがとうございました。
確かに2000年の夏の甲子園で54年ぶりの出場で騒がれていたから0はおかしいですよね。
新聞のサイトはただの間違いと聞いて安心しました。これからも宜しくお願い致します。
http://www.oo.em-net.ne.jp/~gochansquest/

[19039] Re:[19026] センバツ展望 投稿者:とおるちゃん 投稿日:2012/02/13(Mon) 16:32

みなさんこんにちは。

> とおるちゃんさん、こんにちは。
> 4つの地区大会に足を運ばれただけあって、とおるちゃんさんのセンバツ展望や各校の戦力分析には説得力があります。

管理人さん、評価ありがとうございます。とはいっても北信越観戦校で選抜に行けたのは地球環境1校のみ(敦賀気比は球場が違ったのと、前の日は夜勤明けで観戦できず)で、東海も決勝日に中国が雨天だったというのと、観戦に行った地区で初めて参加高校がゼロになる可能性があった(準々決勝観戦で勝利校が市立岐阜商業と至学館)というのも理由でした。偶然が4地区すべて出場校が入った要因でもありました(中国地区は私の地元の広島で開催。さらに宿泊して観戦したのは北信越大会のみ)。詳しくは私が作った選考予想のメおまけモのところで掲載させていただいておりますのでそちらをご覧ください。
http://www.geocities.jp/jack09255153/senbatu2012per.htm

なお、前に掲載したページは私が作成した今大会の出場校のデータ集です。興味がありましたら是非お立ち寄りください。
http://www.geocities.jp/jack09255153/84senbatu2012.htm

それでは、失礼いたしました。

[19038] Re:[19036] 鳥羽の夏の出場回数 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/13(Mon) 15:24

ごーちゃんさん、こんにちは。

> こちらのサイトでも5回となっていましたので、私の見解で合っていると思ってますが。
選抜出場は11年ぶり4回目、夏の選手権出場は過去5回です。春夏合わせて9回目という計算になると思います。内訳は京都二中として選抜1回、選手権4回。鳥羽として選抜2回(今回で3回目)、選手権1回です。

京都二中は昭和23年の学制改革の際に廃校になりましたが、跡地に建った京都市立の洛南中学校が移転後、その校舎を利用して昭和59年に鳥羽が創立しました。第1回選手権の優勝校の復活を期待する関係者が多いため、高野連は特別に「鳥羽高校は京都二中の後身と考える」とする見解を示しました。
http://fanxfan.jp/bb/hensen.html

[19037] 鳥羽高校 投稿者:白馬の天使 投稿日:2012/02/13(Mon) 12:03

管理人様、皆様、こんにちは。

ごーちゃん様、鳥羽の出場回数は新聞社の単なる誤植でしょうね。
鳥羽は京都二中の後衛校である事は認知されていますし、鳥羽で選手権に出ていますから百歩譲っても0はありえません。

[19036] 鳥羽の夏の出場回数 投稿者:ごーちゃん 投稿日:2012/02/13(Mon) 07:20

皆様、おはようございます。ご無沙汰しています。
先ほど自分のホームページの高校野球のページを更新していた際、今選抜の出場校と春夏の出場回数を確認していたら、とある新聞のウェブサイトで京都・鳥羽高校の夏の出場回数が0となっていました。

京都二中時代、そして出場するはずで中止になった第4回大会を含めて5回あると思っていたのですが、これは何かの間違いなのでしょうか?
こちらのサイトでも5回となっていましたので、私の見解で合っていると思ってますが。
http://www.oo.em-net.ne.jp/~gochansquest/

[19035] センバツ情報など 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/13(Mon) 06:01

皆さん、こんにちは。
ユウさん、センバツ展望の書き込みありがとうございました。
白馬の天使さん、鉄人244号さん、第60回選抜大会の詳細情報をフォローいただき、ありがとうございます。

天天さんへ
今回の打者データ編は「打率・打点で顕著な貢献のあった主力打者」ということで、出場校平均2人の64人(実際は66人)を掲載しています。打率.395以上の59人をランキングした上で、打率圏内選手が見当たらないチーム(女満別・高崎・敦賀気比・地球環境・天理)の最高打率打者および打点ランキングで全体のベスト5に入る2選手(愛工大名電)を加えました。打率のボーダーラインを下げて番外選手をこれ以上増やすと、掲載選手数にキリがなくなるため、この辺で留めました。ご理解ください。

[19034] Re:[19028] センバツ展望・打者データ編(選抜大会情報24) 投稿者:天天 投稿日:2012/02/13(Mon) 02:30

管理人様、皆さん、こんばんは。

番外を含め公式戦のデータ重視で選ばれたと思われますが、各雑誌で最も注目している様な打者が見当たりません。

主な選手として光星学院の北條、九州学院の萩原や溝脇とかです。
可能でしたら番外に加えて欲しいと思っております。

※流石に雑誌に無い犠飛は解りませんよね。
 解れば正確な出塁率やOPSが出ますよね。
 更に盗塁死や併殺打が解れば、RCとかも算出可能ですね。
 まあ、秋の成績は参考にしかならないから算出も意味ないかも。。

[19033] 60回大会 投稿者:白馬の天使 投稿日:2012/02/13(Mon) 01:30

管理人様、皆様、こんばんは。

鉄人244号様、倉東の池本選手はよくニュースに出ていましたね。ハニカミながらインタビューに応えている眼鏡をかけた少年の姿が思い出されます。初日の2回戦最初の試合に福島北が勝つなど公立校の活躍も目立ちました。私が選んだ歴代選抜ベストゲームもこの年の宇和島東ー宇部商戦。ちなみに同年夏の出場校の中で予選最低打率の浦和市立も宇部商を破りベスト4入りしています。

管理人様、足羽先生はあの田子投手と投げ合ったのですね。当時の試合をぜひともみてみたいものです。17年前に高校野球関係本を処分してしまい、今更ながら週刊朝日だけでも残しておけばよかったと後悔しています。

[19032] 88年 倉吉東高校 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/12(Sun) 22:59

管理人さん、白馬の天使さん、こんばんは。

倉吉東の話題が出たので私も少し書き込ませてください。88年の倉吉東は管理人さんが書かれているとおり、24歳の足羽監督がわずか16人のメンバーをひきつれ勝ち上がっていき話題になりました。前年秋季大会の成績が防御率が34チーム中29位。打率が34校中最下位の2割6分7厘と下馬評では最低ランクのC評価でした。

この大会二試合しかない一回戦では、たった一人ベンチ入りから外れた(当時はベンチ入り15人のため)池本選手のために戦おうという気持ちで試合をしたと選手全員が語っていたと記憶しています。市立船橋と戦った初戦は初回に相手のミスなどに乗じ6点を奪いましたが、直後に倉吉東もミスが続き3点を返される荒れた試合になりました。しかし、5回以降軟投派の河野投手が立ち直り市立船橋をその後ノーヒットに抑え、両チーム11失策という試合を制し二回戦に進出しました。

ナイターで行われた二回戦では、前年夏に2勝を挙げ、エースも残っていた東北チャンピオンの東海大山形でした。この試合も河野投手が内角を巧みに突き東海大山形を散発の5安打に抑え9回裏一死満塁から仲倉選手のセンター前ヒットでサヨナラ勝ちを収めました。初戦に勝ってわずか中一日でのことでした。

二回戦から中三日で行われた三回戦では桐蔭学園と対戦。それまで好調だった。河野投手は、桐蔭学園・土屋監督の「ストップ・モーションになっていないか?」などの抗議があり心理面でゆさぶりをかけられなどし、疲れなども重なり巧者・桐蔭学園に惜敗しました。ただし、この試合で桐蔭学園の送りバントを2度も二封し相手のチャンスの芽をつぶし得点を与えなかったことは、細かな練習の成果と思われます。

一回戦 1988年3月27日 初日第二試合
市船橋高 030 000 000 |3
倉吉東高 603 000 01X |10
(市)立石、大野ー伏島
(倉)河野ー林

二回戦 1988年3月29日 三日目第四試合
東海大山形 000 000 000 |0
倉吉東高校 000 000 001 |1
(東)増田ー木村 (倉)河野ー林

三回戦 1988年4月2日 七日目第一試合
桐蔭学園 010 001 011 |4
倉吉東高 100 010 000 |2
(桐)渡辺ー伊藤 (倉)河野ー林

ちなみに前述した、築上中部も部員16人のチームで一人だけベンチ入りが外れたはずです。

[19031] センバツ展望 投稿者:ユウ 投稿日:2012/02/12(Sun) 21:21

こんばんは。では、僕も投稿させていただきます。

1)智弁学園・天理
地元奈良から15年ぶりに2校出場すると言う事で両校とも頑張ってほしいです。両校で決勝戦をとまでは言いませんが、奈良勢は近畿で唯一21世紀ベスト4のない県なので、どちらかにはベスト4まで勝ち進んで欲しい。ただ最近は2校出場した県から優勝校が出ているので、そういう意味ではチャンスだと思っています。(11年・東海大相模、10年・興南いずれも2校出場した県)

2)鳥取城北・女満別・洲本
鳥取城北は鳥取勢として47年ぶりに中国を制したその力を甲子園で見せて欲しい。鳥取勢は三重・富山と同じく21世紀ベスト8のない県なので、まずはそこを突破してもらいたいです。女満別は21世紀枠3校の中で一番力がありそうな気がします。過去3年最低1校は勝利を収めている21世紀枠、その学校は女満別かもしれません。洲本は、近年兵庫から1校しか出ていない時は好成績を残すというデータから挙げさせていただきました。93年の川西明峰は初戦敗退でしたが、03年東洋大姫路ベスト4、06年神港学園ベスト8、08年東洋大姫路ベスト4、09年報徳学園ベスト4なんです。洲本には兵庫枠だという声をぜひ吹き飛ばしてもらいたいです。

4)智弁学園ー作新学院 天理ー敦賀気比
智弁学園ー作新学院は昨年のこのサイトのアンケートで1位になったカードです。そのこと自体は県民としてありがたかったんですが、やはり悔しい負けを喫してしまったので、智弁学園には何とかリベンジを果たしてもらいたいです。天理ー敦賀気比は4年前・2年前に続いてまた当たりそうな気がしたので挙げさせていただきました。

6)東北勢4校には頑張ってもらいたいですが、苦戦するんじゃないかなと見ています。過去東北勢8回の準優勝がすべて奇数の年だったということと、8年前東北勢4校出場したあの大会で評判はよかったんですが、結局甲子園の厳しさを味わう負けを喫しまたも優勝を逃してしまったためです。あと、できれば東北勢と北海道勢が初戦で当たらないことを願うばかりですね。個人的には東北・北海道、東海・北信越、中国・四国はベスト8まで当たらないように分けるべきだと思っています。

[19030] Re:[19029] 選抜回顧 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/12(Sun) 21:10

白馬の天使さん、こんばんは。

> 管理人様、青年監督・足羽先生の采配ぶりも見事でしたね。
懐かしいですね。足羽英樹先生といえば、81年夏の鳥取大会決勝で鳥取西・田子譲治投手(ロッテ)と投げ合って敗れた倉吉東のエースでした。部員16人の倉吉東を率いて悲願の甲子園初出場を果たしたセンバツで2勝を挙げたのは、あの夏の決勝戦で敗れてからわずか7年後、24歳のときでした。2年生4人というメ弱小チームモを無欲の勝利に導いた采配。これぞ、高校野球です。

ちなみにあの夏、田子投手は甲子園の初戦で東奥義塾(青森)を相手に初回先頭打者の内野安打だけの準完全試合・16奪三振完封で衝撃デビューして話題になりました。ロッテでは2勝を挙げた86年を最後に引退しましたが、当時新人だった清原(西武)に高卒新人の最多本塁打となる31号を打たれました。その後、巨人で20年近く打撃投手を務め「清原の恋人」と呼ばれていましたね。

[19029] 選抜回顧 投稿者:白馬の天使 投稿日:2012/02/12(Sun) 19:14

管理人様、皆様、こんばんは。

鉄人244号様、懐かしい試合の詳細ありがとうございます。
日立工ー築上中部の9回のあのシーンはテレビで観ていても指に当たっているように見え、更に負傷のため指をさすっている動作もありました。それにも拘らず築上からのアピールはなく気持ちよくなりました。両校ともいわゆる野球学校ではありません。現在、同じプレーが起きたら大問題になるでしょうね。

延岡工のバント攻撃もお見事でした。高校野球らしい点の取り方で感心しました。
21世紀枠の都城泉ケ丘もスクイズ2回で桐生一を破っていますね。同じ宮崎県、今春の宮崎西の戦い方にも注目がいきます。

管理人様、青年監督・足羽先生の采配ぶりも見事でしたね。
足羽さんには管理職として学校に戻られ、倉東・米東・鳥西と競って名門復活して欲しいと思っています。

[19028] センバツ展望・打者データ編(選抜大会情報24) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/12(Sun) 18:50

皆さん、こんばんは。

続きまして、センバツ大会情報ページに打者データ編として各校主力打者(66人)の公式戦成績一覧およびランキングを追加更新しました。
試合数、打席数、打数、打率、安打数、二塁打、三塁打、本塁打、塁打数、長打率(=塁打数/打数)、打点、三振、四死球、犠打、盗塁、失策等。
センバツ展望の参考資料としてご覧ください。

▼第84回センバツ出場校紹介(各校主力打者 / 公式戦成績一覧)
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12.html#batter

打撃成績ランキング上位5傑(昨秋の公式戦30打席以上)は以下のとおり。
出場校選手中、打率ランキングの1位はダントツの高打率.632を残した吉田中堅手(北照・1番打者)。打率2〜4位には強打・大阪桐蔭のトリオ、森捕手(1番打者)・田端一塁手(4番打者)・小池三塁手(5番打者)がいずれも5割越えのハイアベレージで揃い踏みしました。東海王者・愛工大名電も負けていません。荒木左翼手(3番打者)と佐藤遊撃手(4番打者)が安打数と打点の二冠をそれぞれ分け合い、さらに佐藤は長打率でも.982でトップに立ち個人で二冠を穫っています。
三部門でトップ5入りしたのは田村捕手(光星学院・3番打者)・吉田(北照)・佐藤(愛工大名電)・荒木(愛工大名電)の4人。田端(大阪桐蔭)は二部門でトップ5入り。

▼打_▼安打数▼長打率▼打_
.632 吉田(北照)
.571 森_(大阪桐蔭)
.559 田端(大阪桐蔭)
.543 小池(大阪桐蔭)
.526 荒木(愛工大名電)_
30 荒木(愛工大名電)_
28 佐藤(愛工大名電)
24 吉田(北照)
24 田村(光星学院)
24 中野(愛工大名電)
.982 佐藤(愛工大名電)_
.978 佐藤(浦和学院)
.939 田端(大阪桐蔭)
.921 吉田(北照)
.913 田村(光星学院)
31 佐藤(愛工大名電)
25 荒木(愛工大名電)
21 田村(光星学院)
18 鳥居(愛工大名電)
17 松岡(愛工大名電)


[19027] 記録にならない連続バント記録 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/12(Sun) 14:29

管理人さん、皆さん、こんにちは。

先日のセンバツ犠打最多記録を書き込んだ際に、31回大会に岐阜商が作った、連続バント記録6に触れましたが、これに迫る惜しい記録が1981年の53回大会でありました。延岡工が東海大四相手に5連続バントという記録を作っています。内容は1ー1の同点で迎えた6回に6番の尾上選手がセンター前ヒットで出塁すると、7番山口選手の送りバントが、一塁ベースカバーに入った二塁手の失策を呼び1,3塁。ここで8番生島選手がスクイズ。なおも1,3塁から、9番山本選手もスクイズを決め3連続。さらに一番松井選手の送りバントで2,3塁。2番工藤選手がこの回3つ目のスクイズを決め、5連続。この後3番湯地選手がライト前ヒットを打ったため、記録は惜しくも5で止まりました。5連続バントという記録もそうですが、1イニング3本のスクイズというのも金属バット時代の近年では珍しい記録ではないでしょうか。

ちなみに、この日の第一試合でも、日立工が築上中部相手に2ー1で負けていた9回表に7番永井選手と8番の関山選手が連続でスクイズを決め逆転したという試合でした。永井選手のスクイズは中指にボールを当てており、正確にジャッチされていれば、3バント失敗で三振のケースでした。その裏投手の永井は指のケガが理由でマウンドに立てず。リリーフ投手が抑えて日立工が勝利をおさめました。永井投手は二回戦で指のケガが心配されましたが桜美林を相手に8回無死までノーヒットに抑えるピッチングをしベスト8に駒を進めました。

1981年3月29日 第三試合
延岡工業 000 016 000 |8
東海大四 010 000 000 |1
(延)山口ー森 (東)高橋、宮崎満ー福内

1981年3月29日 第一試合
日立工業 100 000 002 |3
築上中部 000 101 000 |2
(日)永井、関山ー神長 (築)林川ー大谷

[19026] Re:[19025] センバツ展望 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/11(Sat) 15:55

とおるちゃんさん、こんにちは。
4つの地区大会に足を運ばれただけあって、とおるちゃんさんのセンバツ展望や各校の戦力分析には説得力があります。

> 1)鳥取城北→出場校中唯一地区大会3試合以上見れたチーム。1試合ごとに力をつけている印象が強いです。鳥取勢は全体として元気がないので県外も多いとは言えども結果を残してほしいです。
鳥取県勢は88年春・第60回大会の倉吉東以来、23年間も選抜2勝がないんですね(夏の選手権にいたっては半世紀を越える55年間も2勝がない)。中国王者・鳥取城北の出場で地元の期待は大いに高まっているのではないでしょうか。初戦をまず勝ち上がり、1試合ごとに力をつけていけば上位進出も充分考えられます。がんばって欲しいですね。

[19025] センバツ展望 投稿者:とおるちゃん 投稿日:2012/02/11(Sat) 10:33

管理人さん、HPをご覧の皆さんお久しぶりです。

皆さんいろいろと情報をお持ちで非常に驚いています。

さて、私も展望を書きたいと思います。

1)鳥取城北→出場校中唯一地区大会3試合以上見れたチーム。1試合ごとに力をつけている印象が強いです。鳥取勢は全体として元気がないので県外も多いとは言えども結果を残してほしいです。

2)女満別→データだけでは全く分からないチームという印象。高校から始めたという選手もおり、春までに+αの力を出せるかがカギでしょう。

3)私が今回地区大会を見た地区は4地区。それぞれで分けてみました。
北信越・漆戸駿(地球環境)→地環の絶対的エース。三振は少ないがうまく打たせて取る印象が強いです。ただチームとしては漆戸くんに頼ってる状況は否めないので彼の右腕にかかってるという状況でしょう。

東海・中村雄太朗(愛工大名電)→大黒柱・浜田くんの女房役。彼が活躍するには中村くんの力は必要でしょう。打撃がもう一歩なだけに攻守ともにエースを支えれるキャッチャーになれるかが楽しみです。

近畿・田端良基(大阪桐蔭)→藤浪くんが注目されていますが、どでかいパワーを持つ彼も忘れてはいけません。関西学院、天理両試合を見て、ほかの打者に比べ、打球の勢いが違います。彼の第1打席はファンにとって注目でしょう。

中国・駒居佑亮(鳥取城北)→何でもできる2番打者。走攻守そろった私一押しの選手です。岩国工戦で本来の遊撃手の谷口くんが負傷退場。代わって遊撃を守りましたが、しっかりとこなしており能力の高さがうかがえます。

4)特に見当たりませんがあえて言うなら花巻東━大阪桐蔭が1回戦でというのが希望です。
お互いが疲労がある状態よりはベストな状態で戦える1回戦で当たるのが理想ですね。

5)高崎健康福祉大高崎、愛工大名電、三重、智辯学園、大阪桐蔭、近江、鳥取城北、◎九州学院
理由→坂井監督が本気で狙いに行っているのが不気味です。

6)今回もまた、各校がどこまで力をつけているのかが非常に楽しみです。また、今回の行進曲がAKBということもあり私自身うれしく思います。まずは組み合わせ。それまで楽しみにしたいと思います。
http://www.geocities.jp/jack09255153/84senbatu2012.htm

[19024] 選手権大会犠打記録 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/10(Fri) 22:42

管理人さん、皆さん、そして、アララの呪文さん、明石のフクロウさん、こんにちは。犠打という地味な記録に興味を持っていただいてありがとうございます。センバツで犠打記録を調べた流れで、選手権大会の犠打記録変遷も調べてみました。なおセンバツ犠打記録で51回大会で箕島が記録を作った相手は倉吉北戦でした。訂正いたします。

<選手権大会チーム一試合最多犠打記録の変遷>
5犠打 早稲田実(1回大会秋田中戦) 和歌山中(2回大会慶応普通部戦)
6犠打 関学中(6回大会愛知一中戦) 福岡工(25回大会熊本工戦) 高知商(30回大会柳井戦)
7犠打 浜松商(32回大会別府一戦) 静岡商(35回大会千葉一戦) 倉敷工(41回大会大田戦)
8犠打 秋田(47回大会津久見戦) 東北(58回大会所沢商戦)
9犠打 横浜商(61回大会豊浦戦) 広島商(70回大会日大一戦) 静岡商(88回大会八幡商戦)

<選手権大会両チーム一試合最多犠打記録の変遷>
8犠打 1回大会 早稲田実×秋田中(早5秋3)
9犠打 2回大会 慶応普通部×和歌山中(慶4和5)
10犠打 29回大会 小倉中×岐阜商(小6岐4) 36回大会 鶴見工×高鍋(鶴5高5)
11犠打 50回大会 静岡商×浜田(静6浜5)
12犠打 60回大会 所沢商×小城(所6小6) 61回大会 横浜商×豊浦(横9豊3)
13犠打 80回大会 豊田大谷×智弁和歌山(豊7智6)

以上です。静岡商が50年以上前から現在に至るまで(35,50,88回大会)記録として登場してくるのが伝統を感じますね。  

[19023] センバツ展望・投手データ編(選抜大会情報23) 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/10(Fri) 22:40

皆さん、こんばんは。お待たせしました。

恒例によりまして、センバツ出場校紹介ページに各校主力投手(41人)の公式戦成績一覧およびランキングをアップしました。
登板試合数、完投・完封、投球回数、被安打、被安打率、奪三振、奪三振率、与四死球、与四死球率、失点、自責点、防御率等。
センバツ展望の参考資料としてご覧ください。
※被安打率=9回平均の被安打数、奪三振率=9回平均の奪三振数、四死球率=9回平均の与四死球数

▼第84回センバツ出場校紹介(各校主力投手 / 公式戦成績一覧)
http://www.fanxfan.jp/bb/spr12.html#pitcher

投手成績ランキング上位5傑(昨秋の公式戦の投球回数36イニング以上)は以下のとおり。今大会を代表する好投手がズラリ並びました。
防御率トップは0.15の岡野(聖光学院)、被安打率トップは4.31の金沢(光星学院)、奪三振率トップは10.64の二階堂(女満別)、与四死球率トップは1.15 の島田(高崎)となっています。
岡野(聖光学院)は三部門でトップ5入り。金沢(光星学院)と二階堂(女満別)が二部門でトップ争いをするなど、北海道・東北のエース3人がデータでは群を抜いているようです。そのほか、中村(関東一)と間津(早鞆)がそれぞれ二部門でトップ5入りしました。

▼防御率▼被安打率▼奪三振率▼与四死球率
0.15 岡野(聖光学院)_
0.82 柳_(横浜)
1.07 中村(関東一)
1.09 間津(早鞆)_
1.11 漆戸(地球環境)
4.31 金沢(光星学院)
4.70 二階堂(女満別)
5.14 中村(関東一)
5.29 三木(健大高崎)
5.34 岡野(聖光学院)_
10.64 二階堂(女満別)_
10.44 金沢(光星学院)
10.11 藤浪(大阪桐蔭)
09.58 中村(別府青山)
09.57 濱田(愛工大名電)_
1.15 島田(高崎)
1.22 岡野(聖光学院)
1.38 大塚(九州学院)
1.70 間津(早鞆)
1.79 後藤田(鳴門)


[19022] Re:[19021] センバツ犠打記録 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/10(Fri) 03:44

皆さま、そして明石のフクロウさま、こんばんはなのか、おはようございますなのか。夜中に目が覚めてしまいました。

> ちなみに夏の1試合最多犠打数の記録は9犠打で3チームあります。
> 第61回大会 横浜商(対豊浦戦)
> 第70回大会 広島商(対日大二戦)
> 第88回大会 静岡商(対八幡商戦)
> となってます。ってすべて商業高ですね。

実は私も鉄人244号さんの書き込みを見て、では夏は?と調べたクチです。広島商業の対戦相手は日大二ではなく、日大一ですが、ともかくこの最多犠打試合はすべてリアルタイムの記憶があり、そのうち後の2つは甲子園で観ました。

広商は12ー1の大勝でしたが、緒戦・上田東との大苦戦を凌いだ後、この日は硬軟織り交ぜた自在の攻撃。金属バット時代に広商野球は通じないと言われ始めていた時、広商らしさを土台に力感溢れる打撃がミックスした試合展開に、これは頂点まで行くのではと予感(事実その通りになったのですが)したという点で今でも思い出深い試合です。

また、静商も32年ぶりの夏1勝に向けて、コツコツと堅実に走者を進めて確実に好機をモノにしていいく攻撃は圧巻で、微笑みのエース・大野のしなやかな投球ぶりとともに、これも印象に残っています。

[19021] Re:[19016] センバツ犠打記録 投稿者:明石のフクロウ 投稿日:2012/02/09(Thu) 22:29

皆様今晩は。

> <チーム一試合最多犠打記録の変遷>
> 5犠打 愛知一中(6回大会広陵中戦)・松山商(7回大会諏訪蚕糸戦)
> 6犠打 浪華商(11回大会享栄商戦)・早稲田実(26回大会天理戦)・高田(27回大会佐賀商戦)・徳島海南(36回大会尾道商戦)
> 7犠打 中京商(38回大会米子東戦)
> 8犠打 作新学院(45回大会小倉南戦)
> 10犠打 箕島(51回大会下関商戦)・西武台(60回大会福井商戦)・愛工大名電(76回大会立命館宇治戦)
>
> <両チーム一試合最多犠打記録の変遷>
> 5犠打 1回大会 松山商×早稲田実(松1早4)・3回大会 和歌山中×広陵中(和1広4)
> 8犠打 6回大会 広陵中×愛知一中(広3愛5)・27回大会 高田×佐賀商(高6佐2)・35回大会 早稲田実×呉港(早5呉3)
> 9犠打 45回大会 作新学院×小倉南(作8小1)・49回大会 育英×新居浜商(育5新4) 岡山南×滝川(岡3滝6)
> 10犠打 51回大会 箕島×下関商(箕10下0)
> 12犠打 59回大会 熊本工×岡山南(熊7岡5)
> 13犠打 60回大会 西武台×福井商(西10福3)
> 14犠打 76回大会 愛工大名電×立命館宇治(愛10立4)

鉄人244号様のこの記録を拝見させていただきました。
高校野球の基本ともいえる送りバント、春は投手力といわれるようにセンバツでは好投手が多く集まりやすい傾向があります。なので、得点を挙げるにはバントでランナーを2塁へ進めてから仕掛けるというのが攻撃のベストともいえるでしょう。
ただ、最近のセンバツでは個人連続打数ヒットの記録タイが3年連続して誕生しています。
09年春、平本龍太郎(報徳学園-立教大)
10年春、我如古盛次(興南-立教大)
11年春、高城俊人(九州国際大付-横浜DeNA)    いずれも8打数連続安打
以前とは違って高校生の打撃力が大幅に向上していることを意味していますね。今大会でも出るのでしょうか!?
ちなみに夏の1試合最多犠打数の記録は9犠打で3チームあります。
第61回大会 横浜商(対豊浦戦)
第70回大会 広島商(対日大二戦)
第88回大会 静岡商(対八幡商戦)
となってます。ってすべて商業高ですね。

[19020] Re:[19019] 第47回大会 投稿者:nom 投稿日:2012/02/09(Thu) 21:04

管理人様、アララの呪文様、皆さんこんにちは

> 「スト対策」ですか。実はこれも30校出場に戻った翌年の第48回大会で、私鉄ストライキ当日にあたる大会第4日を午前11時から2試合に予め設定し、第2日に加え、第3日も午前8時から4試合の設定として対応しました。当時、春闘による私鉄ストは常態化していたものの、終日続くことはまずなく、このような工夫で十分乗り切れました。センバツの出場校数を決定する段階でスト実施日の情報まで掴めていたとも思えず、この説は違うように思います。

第48回大会も、開幕1週間くらい前にストの予定が決まり、当初3,3の試合予定を4、2に変更したというのを新聞で見てたので、第47回もそれを想定してたのかなとも思いました。ただ29校にすると決めたのは1月中旬でしたので、さすがに3月末のことをそこまで想定していたというのは考え過ぎだったかもしれません。

だとすれば、「ナイター回避説」を推したいですが、目論見が外れたとすれば、ご存知のように選抜の金属バット元年で前年に比べ試合時間がかなり伸びたという点かと思います。


[19019] Re:[19017] 第47回大会 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/09(Thu) 01:44

管理人様、nom様、皆様こんにちは

> 自己フォローになりますが、今日仕事で大阪に出張してまして、大阪市立中央図書館に寄り道して調べてみました(ここは毎日新聞の縮刷版も手軽に閲覧できます)。

いろいろとフォローありがとうございます。大阪市立中央図書館は子供の頃、よく通った図書館で、確かに新聞関係のアーカイブが充実しています。

> 結局、「前年から選抜校を大きく変動させることなく、準々決勝までをすべて3試合日にする」という妥協点が29校ということだったと想像されます。
> では何故3試合日ばかりにしなければならないか、というのは疑問として残ります。「ナイターを極力避ける」「予想されるストライキでの日程のやりくりを考慮(事実この大会はストの影響で1週間前に開幕日の1日延期が決まりました)」あたりかな、と個人的に想像してますが・・・

うーん、なるほど。
「ナイターを極力避ける」説については、確かに第4試合という設定がなければ確実にひとつナイターは減らせそうですが、本当に成果を挙げようと思えば、第一試合の開始時刻の繰上げのほうが効果的で、実は翌年の第48回大会から従前10時だった3試合日の第一試合開始時刻が9時30分に繰り上がりました。例年4試合日だった第2日が3試合日となった第47回大会は、結局この日の第三試合でも点灯しました。本当にナイター回避が目的だったとすれば、全くの目論見違いの結果に終わったというわけです。

「スト対策」ですか。実はこれも30校出場に戻った翌年の第48回大会で、私鉄ストライキ当日にあたる大会第4日を午前11時から2試合に予め設定し、第2日に加え、第3日も午前8時から4試合の設定として対応しました。当時、春闘による私鉄ストは常態化していたものの、終日続くことはまずなく、このような工夫で十分乗り切れました。センバツの出場校数を決定する段階でスト実施日の情報まで掴めていたとも思えず、この説は違うように思います。

ちなみに第48回大会は、試合開始時刻30分繰上げの成果が出て、第1日を除く3試合日はもとより、大会中3度あった4試合日においても夜間点灯は一度もなく、雨のため開会式の開始時刻が1時間遅れた第1日の第3試合のみ夜間点灯試合となりました。

[19018] Re:[19012] 負け越しチームの晴れ舞台 投稿者:nom 投稿日:2012/02/08(Wed) 23:51

管理人様、皆さんこんにちは

> 情報元はベースボールマガジン社のセンバツガイド(週ベ別冊)です(この雑誌は、公式戦以外も含んだ各校の勝敗が、1ページにまとめて記載されていたので割と楽でした)。

もう一つ自己フォローです。
ベースボールマガジン社の今大会のセンバツガイドが発売されたので、購入してみましたが、今回は各チームの勝敗記録を1ページにまとめたページが無くなってました。今年に関しては各校の勝敗を調べるのはちょっと大変です。
投手・打者の記録をまとめたページや、秋季大会のイニングスコアに本塁打の記載がなかったり、記録面でちょっとあっさりしてる感があります。

[19017] Re:[18995] 第47回大会 投稿者:nom 投稿日:2012/02/08(Wed) 23:09

管理人様、皆さんこんにちは

> 一番はじめの話題である、「なぜ第47回大会は29校だったのか」なのですが、当時の朝日新聞にも、「1校減の29校とする」くらいしか記載なく、理由は不明です(毎日新聞なら載っているかも)。

自己フォローになりますが、今日仕事で大阪に出張してまして、大阪市立中央図書館に寄り道して調べてみました(ここは毎日新聞の縮刷版も手軽に閲覧できます)。
結論からすると毎日新聞にも「なぜ29校にしたのか」は明記されてませんでした。ただ「準々決勝までは3試合日にする。そのため大会期間は記念大会並みの10日間とする」というのは明記されてました。
結局、「前年から選抜校を大きく変動させることなく、準々決勝までをすべて3試合日にする」という妥協点が29校ということだったと想像されます。
では何故3試合日ばかりにしなければならないか、というのは疑問として残ります。「ナイターを極力避ける」「予想されるストライキでの日程のやりくりを考慮(事実この大会はストの影響で1週間前に開幕日の1日延期が決まりました)」あたりかな、と個人的に想像してますが・・・

[19016] センバツ犠打記録 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/08(Wed) 14:24

管理人さん、皆さん、こんにちは。今大会の宮崎西は負け越しでの出場なんですね。本大会でどのような活躍をみせるか楽しみです。

ところで、今日、昭和48年の江川投手(作新学院)のことを個人的に調べていたのですが、その大会の二回戦の小倉南戦で、作新学院が当時のチーム犠打記録7という数字を塗り替え当時の大会新記録の8犠打とういう記録をうちたてたことがわかりました。ちなみにこの試合両チーム最多犠打9も当時の新記録でした。当時の作新学院は江川投手が絶対的なチームであったことは間違いなかったと思いますが、数少ないチャンスを確実なバントでより得点に近づけようとするチームの姿勢が伺えます。このチーム一試合最多犠打の記録がどのような変遷をたどって今に至るのか気になって調べてみました。

<チーム一試合最多犠打記録の変遷>
5犠打 愛知一中(6回大会広陵中戦)・松山商(7回大会諏訪蚕糸戦)
6犠打 浪華商(11回大会享栄商戦)・早稲田実(26回大会天理戦)・高田(27回大会佐賀商戦)・徳島海南(36回大会尾道商戦)
7犠打 中京商(38回大会米子東戦)
8犠打 作新学院(45回大会小倉南戦)
10犠打 箕島(51回大会下関商戦)・西武台(60回大会福井商戦)・愛工大名電(76回大会立命館宇治戦)

<両チーム一試合最多犠打記録の変遷>
5犠打 1回大会 松山商×早稲田実(松1早4)・3回大会 和歌山中×広陵中(和1広4)
8犠打 6回大会 広陵中×愛知一中(広3愛5)・27回大会 高田×佐賀商(高6佐2)・35回大会 早稲田実×呉港(早5呉3)
9犠打 45回大会 作新学院×小倉南(作8小1)・49回大会 育英×新居浜商(育5新4) 岡山南×滝川(岡3滝6)
10犠打 51回大会 箕島×下関商(箕10下0)
12犠打 59回大会 熊本工×岡山南(熊7岡5)
13犠打 60回大会 西武台×福井商(西10福3)
14犠打 76回大会 愛工大名電×立命館宇治(愛10立4)

以上が一試合の犠打記録の変遷です。31回大会に岐阜商が戸畑戦で6連続バントという記録を作っています。センバツの記録が収録されている雑誌などに連続6犠打と掲載されているのが時々見受けられますが、厳密にいいますと連続記録の間に、相手野手の落球などエラーがからんでいるため6連続バントという記録というべきかと思います。ちなみにこの試合の岐阜商の犠打数は5です。江川投手のことを調べようと思っていたらまったく真逆のことを調べてしまいました。 

[19015] Re:[19011] 負け越しチームの晴れ舞台 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/07(Tue) 20:58

アララの呪文さん、nomさん、鉄人244号さん、皆さん、こんばんは。

> 21世紀枠・洲本の新チーム結成後の戦績。7月30日の龍野戦から11月27日の高砂南戦まで、練習試合、公式戦を合わせて55試合をこなしているのですが、戦績は24勝25敗6分ということで、何と「負け越し」であります。
灯台下暗しで、今大会出場校の宮崎西も負け越してますよね。念のため補足しておきます。

21世紀枠と一般出場枠の重複候補からメ一般枠モでの出場を決めた宮崎西ですが、新チーム結成後の昨年8月10日の西都商戦から10月25日の九州学院戦(九州大会準々決勝)まで、通算29試合で12勝14敗3分(公式戦5勝2敗、練習試合7勝12敗3分)と2つ負け越しています。皆さんの調査結果をまとめると、1980年以降で「特別枠を除く」一般枠では唯一の負け越しチームの甲子園出場ということになるでしょうか。
公式戦で結果を残したチームなので、練習試合の成績は関係ないということを証明して欲しいと思います。

[19014] 続・負け越しチームの件 投稿者:鉄人244号 投稿日:2012/02/07(Tue) 15:23

管理人様、皆さんこんにちは。そしてアララの呪文さん、nomさんこんにちは。

負け越しチームの話題、興味がありましたので、わたしもnomさんが調べてくださった年代よりも前の年代(1980年〜98年まで)で負け越しチームの出場があったか調べてみました。

調べた結果、80年〜98年は、負け越しチームの出場は0でした。ただし、87年の伊香高校が19勝19敗と5割の成績で出場しています。これを調べていながら練習試合を含み無敗のまま出場してきた学校も過去には数校あることがわかりましたので紹介いたします。

80年以降 無敗でのセンバツ出場校(練習試合含む、カッコ内は甲子園での成績)
81年 大府 18勝0敗(二回戦敗退)
84年 多々良学園 24勝0敗(初戦敗退)
91年 天理 17勝0敗(二回戦敗退)
93年 常総学院 36勝1分(二回戦敗退)
96年 駒大岩見沢 39勝1分(初戦敗退)
97年 上宮 39勝1分(ベスト4)
06年 駒大苫小牧 19勝0敗(出場辞退)

以上です。97年以降は各地区優勝校が神宮大会で対戦するため、神宮大会優勝校以外無敗で甲子園に乗り込むことはできなくなっているのが現状です。このようなチームは今後なかなか出てこないのではないかと思われます。当時、大府には、槇原(元巨人)が、天理には谷口(元巨人)が、常総学院には金子誠(現日本ハム)などがいましたが、秋の勢いそのままに甲子園では活躍できませんでした。また06年に駒大苫小牧が出場していたら・・・どうなっていたんでしょうね。 

[19013] Re:[19012] 負け越しチームの晴れ舞台 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/06(Mon) 22:18

管理人様、皆さんこんばんは。nom様、このたびもありがとうございます。記録に関する話題では、本当に頼りになります。

> 1999年以降ですが、第77回(2005年)に「希望枠」で選ばれた三本松(香川)が17勝27敗7分(公式戦6勝2敗)となっています。19敗は新チーム結成直後の8月中に喫したものでした。公式戦を少失点で勝ち上がり、希望枠での出場となりました。

三本松…、確かにそうでした。8月に実力校と練習試合を重ね、敗戦の中から課題を抽出して解決を重ね、公式戦ではそれなりの結果を出した。そうして掴んだセンバツではあったと思います。

ただ、この年の秋の四国は愛媛の3校が飛びぬけ、すべて4強入り。準決勝の第一試合で新田が三本松にコールド勝ちしたため、第二試合の西条ー済美戦は、負けたほうがセンバツ完全アウトというサバイバルマッチとなり、白熱の延長戦は西条がチーム一丸となって、福井・沢良木を擁した済美を振り切りました(今でも忘れられない好ゲームでした。今に通じる福井のスライダーの切れは素晴らしく、並みの高校生ではなかなか打ち崩せない凄みがありました)。この結果、済美は全国屈指の実力校でありながら、地域性の問題から当時の希望枠選考対象となる次点校になり得ず、三本松がその対象となりました。

この日は、私も高知・春野球場で観戦したのですが、4チームの戦いぶりをつぶさに見た者のひとりとしては、正直申し上げて三本松のセンバツ出場には驚きました。基準の異なる数値を単純比較して選ぶことの怖さを痛感しましたし、事実、本大会ではその通りの結果に終わりました。その後、希望枠が廃止されたのは、至極自然な流れであったと思います。

[19012] Re:[19011] 負け越しチームの晴れ舞台 投稿者:nom 投稿日:2012/02/06(Mon) 21:12

管理人様、アララの呪文様、皆さんこんにちは

> 練習試合を含めた戦績ではあるものの、これまで「負け越しチーム」がセンバツに出た事例はあるのでしょうか。
1999年以降ですが、第77回(2005年)に「希望枠」で選ばれた三本松(香川)が17勝27敗7分(公式戦6勝2敗)となっています。19敗は新チーム結成直後の8月中に喫したものでした。公式戦を少失点で勝ち上がり、希望枠での出場となりました。

情報元はベースボールマガジン社のセンバツガイド(週ベ別冊)です(この雑誌は、公式戦以外も含んだ各校の勝敗が、1ページにまとめて記載されていたので割と楽でした)。

参考までに、5割のチームもあります。
第75回(2003年) 21世紀枠 柏崎(新潟) 14勝14敗
第79回(2007年) 21世紀枠 都留(山梨) 21勝21敗

[19011] 負け越しチームの晴れ舞台 投稿者:アララの呪文 投稿日:2012/02/06(Mon) 01:12

管理人様、皆さまこんばんは。

選抜の展望がはじまり、厳冬の中でも春は確実に近づいていることを実感します。

さて出場校が決まり、例年通り各地の新聞に目を通している中で目に留まったのが、21世紀枠・洲本の新チーム結成後の戦績。7月30日の龍野戦から11月27日の高砂南戦まで、練習試合、公式戦を合わせて55試合をこなしているのですが、戦績は24勝25敗6分ということで、何と「負け越し」であります。特に秋季県大会後の練習試合の負けが多く、10月30日滝川第二とのダブルヘッダー第1試合を引き分けた後の第2試合から11月23日の東洋大姫路戦まで12連敗を喫しています。

ただ、この間練習試合を組んだ相手は、滝二、東洋のほか、神戸国際大附属、西脇工業、社、関学、育英と強豪揃い。実際私も試合を見たわけではなく、洲本が戦力底上げのためのトライアル的な取り組みの中で敗戦を繰り返したのかも知れず、これを額面通りに評価することは避けたいとは思います。とは言っても、これだけの敗戦を重ねていると、正直、甲子園では本当に大丈夫?と心配になってきます。(現に洲本より上位につけた秋の兵庫の3強ですら、近畿大会では初戦で完敗を重ねたわけで…)

練習試合を含めた戦績ではあるものの、これまで「負け越しチーム」がセンバツに出た事例はあるのでしょうか。記録に詳しい方より、情報を頂戴いたしたく存じます。

[19010] 選抜展望 投稿者:うさぎ 投稿日:2012/02/05(Sun) 16:41

管理人さん、皆さん、今日は。
選抜展望投稿させて頂きます。

1)東北被災県から4校出場となりました。
 被災地を元気づける活躍を期待します。
 それと大越監督率いる早鞆にも注目しています。
2)花巻東。大谷投手がどの程度故障から回復しているかが鍵ですが、
 チームワークも素晴らしいチームで東北勢初の優勝目指して旋風を期待します。
3)花巻東 大谷投手。早鞆 間津投手。
4)光星学院対大阪桐蔭(強力打線と藤浪投手との対戦)
 高崎対宮崎西(21世紀枠候補ながら一般枠を勝ち取ったどうしの対戦)
5)光星学院、◎花巻東、作新学院、横浜、愛工大名電、智弁学園、大阪桐蔭、九州学院
6)球児の全力プレーが日本を元気にしてくれると思います。熱戦を期待します。

[19009] 選抜展望 投稿者:t. k 投稿日:2012/02/05(Sun) 12:35

こんにちは>皆様
現時点での展望です。
*事前知識無く、直感です。

1)故郷の東海勢と現在在住の近畿勢。
2)鳥取城北。30年くらい前の倉吉北のイメージがある。
3)投打に渡ってセンス抜群の智弁学園・青山投手の投球と打撃
4)作新学院ー智弁学園。昨夏、互いに2年生エースとして相対した大谷と青山との再戦。
5)花巻東、作新学院、横浜、智弁学園、天理、◎大阪桐蔭、鳥取城北、九州学院
6)出場校の顔ぶれを見ると、春夏通じて初めての学校も少なければ2ケタ出場回数の学校も少ないんですね。結構80年〜90年代に台頭してきた学校が多いような印象です。
  出場32校の甲子園での健闘を期待します。

[19008] センバツ展望 投稿者:聖明@兵庫 投稿日:2012/02/05(Sun) 01:34

こんばんは。

1)倉敷商、高知、鳴門:とにかく1勝を。
2)健康福祉大高崎:昨年の選手権大会開幕戦で初出場、初勝利で勢いがある。ベスト8以上にいくかも。
3)大阪桐蔭:強打が発揮できるか。
4)浦和学院vs大阪桐蔭、横浜vs関東第一
5)聖光学院、健康福祉大高崎、浦和学院、横浜、関東第一、智弁学園、覆正社、◎大阪桐蔭

[19007] 今年のセンバツ展望 投稿者:カメ大王 投稿日:2012/02/04(Sat) 20:39

藤村さんをはじめとする皆様こんばんわ
それではセンバツの展望をします

1-1)倉敷商
自分の郷土勢で、牧野菜摘さんの母校だから
1-2)横浜
イケメンオリキャラが大躍進の原動力になる設定を組みたいから
1-3)関東一
将来、オリキャラが予選でも甲子園でも大躍進の原動力になる設定を組みたいから
1-4)鳥羽
松本菜摘さんの母校ということもあって、近いうちに21世紀に入ってから夏の甲子園初出場を成し遂げてもらいたいから
1-5)履正社
甲子園で帝京や慶応との対決がドリームカードで、勝ち運が強くなるほど実現が現実味帯びるから

4-1)履正社VS横浜
出場する高校球児全員が平成生まれで初対戦=2006年以来となる再戦が楽しみだから
4-2)神村学園VS横浜
2007年の夏の2回戦にて神村学園は帝京と対戦したから

5)◎愛工大名電、大阪桐蔭、履正社、倉敷商、関東一、智弁学園、天理、作新学院

6)今年のセンバツでは履正社が登場する試合を現職の後輩と一緒に見に行きます!!対戦相手によっては履正社を後押しするための応援も履正社サイドの内野席からしたいですね

[19006] センバツ展望 投稿者:masa-key 投稿日:2012/02/04(Sat) 20:31

管理人様、皆様、こんばんは。
久々に投稿します。

1)21世紀枠の3校&浦和学院
センバツならではの21世紀枠は今年も応援します。
浦和学院は毎回優勝候補と言われ近年では初戦敗退が続いているので今年こそは…の意味を込めて!!

2)地球環境(長野)
球種多様な漆戸君なら波に乗ったら上位を狙えそうかも!?

3)三重(三重)・三浦浩太郎投手
なんで?と思う人が多数居ると思いますが…個人的に、低めに集めるスライダーは素晴らしいと思います。ちょっと前の大塚君(聖望学園・埼玉)タイプかな。

4)浦和学院(埼玉)×鳥取城北(鳥取)
これまた「えっ?」っていう対戦かもしれませんが…浦和学院(埼玉)の投手陣と鳥取城北(鳥取)の二枚看板の投手による両校監督の采配が是非見てみたいものです。

5)北照、聖光学院、浦和学院、◎関東一、地球環境、愛工大名電、三重、鳥取城北

6)個人的に、「センバツ=投手力」というイメージがあるのですが、各校が秋からどれだけの力を伸ばしてきたかというのも見どころかと思います。

[19005] センバツ展望 投稿者:サッシー 投稿日:2012/02/04(Sat) 20:13

管理人さん、皆さん、こんにちは。ご無沙汰しております。
1)九州勢4校〜やはり故郷の九州勢を応援します。長崎県勢が出ないのは残念ですが。
2)別府青山、宮崎西〜希望的に公立校旋風を期待したいです。
3)九州学院の萩原選手〜1年生から4番に座るだけに、成長が楽しみ。
5)花巻東、浦和学院、関東一、敦賀気比、大阪桐蔭、智弁学園、神村学園、◎九州学院
6)狛三郎さんと同じく、早鞆高校の大越監督の采配に注目したいです。
http://pub.ne.jp/sassy/

[19004] センバツ展望 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/04(Sat) 18:23

皆さん、こんにちは。

1)石巻工
我が故郷・宮城から15校目の甲子園出場校。県内最大の被災地・石巻の復興のシンボルです。最後まであきらめない野球で思い切り暴れて欲しいですね。

2)三重
投打の軸(三浦と岡本)が安定しているチームなので、波に乗れば43年ぶりの頂点まで突き抜ける大旋風があるかも知れません。

3)聖光学院・岡野祐一郎
舟田や歳内など好投手を度々輩出してきたチーム。安定感抜群のメドクターゼロモこと岡野の投球術にはメひょっとするとモという期待感もあります。

4)石巻工×早鞆
宮城県民・出身者ならぜひ実現させたいドリームマッチ。指導者として初出場の大越監督(早鞆)が出身地の七ヶ浜から程近い石巻の初出場校と甲子園で対戦したら素晴らしい限り。高校時代から大越氏を見続けて来た私の今の願いです。

5)光星学院、花巻東、浦和学院、作新学院、愛工大名電、智弁学園、◎大阪桐蔭、九州学院

6)本命・対抗といった飛び抜けたチームは見当たらず横一線。秋季大会の順位どおりに事は運ばないでしょう。どの出場校にも上位進出のチャンスがあると思います。終盤に1点を争う僅差の好ゲームが多くなることを期待しています。

[19003] センバツ展望 投稿者:狛三郎 投稿日:2012/02/04(Sat) 15:11

管理人様、皆様、こんにちは。

1)女満別(北海道、21世紀枠)
久しぶりに北見地区からの甲子園出場。過疎(所在する大空町の人口は8千人あまり)、僻遠(旭川からでも200キロ以上)、寒冷(言うまでもなく)という悪条件を克服してどこまで戦えるかが注目です。実力的には、どこかに勝てるレベルではないと思いますが。

2)不明
大谷翔平投手が復活すれば花巻東(岩手)だと思います。

3)藤浪晋太郎(大阪桐蔭)
身長197センチの長身から150キロの直球を投げ下ろす本格派です。身長だけでダルビッシュを彷彿とさせます。

4-1)高知(高知)対早鞆(山口)
いつぞやの夏の決勝戦の再現です。
4-2)愛工大名電(愛知)対大阪桐蔭(大阪)
愛工大名電の左腕濱田と上述の右腕藤浪の対決。投手戦を期待しましょう。って意外に打ち合いになったりして。
4-3)女満別(北海道)、石巻工(宮城)、洲本(兵庫)のいずれかの対戦。
21世紀枠同士の本大会での対戦はまだありません。初戦で対戦する確率もあるわけですが、果たして初めて実現するか。

5)光星学院(青森)、作新学院(栃木)、関東一(東京)、愛工大名電(愛知)、大阪桐蔭、履正社(ともに大阪)、智弁学園(奈良)、九州学院(熊本)

6)注目している監督はもちろん大越基監督(早鞆)です(笑)
管理人さんがこの項目を設けなかったのは、言わなくても分かり切っていることだからなのでしょうか。

[19002] センバツ展望の投稿受付をスタート 投稿者:藤村@「激闘&栄光」管理人 投稿日:2012/02/04(Sat) 10:18

皆さん、こんにちは。

恒例の「センバツ展望」企画です。本日より投稿受付をスタートします(締切は3/14)。
以下に記載した投稿要領で参加してください。

なお、8強予想大会(投票方式)は組み合わせ抽選後に実施する予定です。
組み合わせ抽選前の一次予想は「センバツ展望」の投稿テーマに組み込ませていただきました。

▼センバツ展望の投稿要領
【題 名】センバツ展望(など)
【テーマ】以下6項目の中からお好きなテーマ(2つ以上)を選んで投稿してください。

 1)応援しているチーム、応援する理由やエピソードなど
 2)旋風を起こすかも知れないチーム、そう思う理由など
 3)最も注目しているチームまたは選手について
 4)ぜひ見てみたい対戦カード(複数回答可)
 5)8強一次予想(優勝予想に◎)
   <記入例>北照、光星学院、浦和学院、◎愛工大名電、智弁学園、鳥取城北、鳴門、神村学園
 6)その他(自由メッセージ)

※投稿マナーを守って参加してください(当掲示板の「利用上の留意事項」を参照)。
※本件「センバツ展望」以外での優勝予想等の書き込みはご遠慮ください。

[19001] 将来の選抜 投稿者:白馬の天使 投稿日:2012/02/03(Fri) 02:33

管理人様、皆様、こんばんは。

皆様も御存じの元NHKアナの西田様が「公立高校の出場が少なすぎる」と語っていることから、今後も公立高校の優遇はあると思われます。
現場をみてきた方の発言なので説得力があります。
もし21世紀枠が廃止になっても何らかの形で公立枠は残るでしょう。