[2回表]松山商
先頭は打撃センスのいい6番井上ですが、太田との初対決はカーブが2球外れた1−2からの速球に遊ゴロに倒れて1死。続く7番西本は甲子園で14打数3安打と不振でしたが、チーム初安打となる左前安打で出塁。打線は下位ですが、ひとり出れば1番のキャプテン大森に回る場面。ここで、太田の球威あるストレートが唸りを上げました。先発で唯一の2年生8番平岡は送りバントを2球連続で失敗、最後は高めのカーブにあえなく三振。そして9番田中は2−1からのアウトロー直球に空振り、二者連続三振に抑え込まれて3アウトチェンジ。
[2回ウラ]三沢
5番菊池が井上得意のカーブをバットの芯でとらえて左前安打。三沢高校、無死で先頭打者が出塁しました。大観衆が沸き上がっています。《先取点が欲しい三沢は、確実にスコアリングポジションに走者を送りたい。しかし、遊撃手上がりでフィールディングのうまい井上の前にまともに転がすと元も子もない》6番高田は、松山商業の内野陣の猛烈な前進ダッシュに気後れしたのか、バントがファウルになってカウント2−1。井上投手の術中にはまって、最後は外角カーブを見逃し三振。まずい攻めで走者が送れないと、続く7番谷川は見事に注文にはまって二ゴロ、4−6−3と転送されて最悪の結果、併殺で3アウト。
ともに走者を出しましたが後続が倒れて、まだ両軍得点がありません。 ※本文中の《青文字》はベンチの采配・作戦の狙いをシミュレーションしています。
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