[3回表]松山商
松山商業は1番大森からの好打順。しかし、大森は太田の球威に押されて二邪飛に倒れて1死。続く2番福永は平凡な中飛で2死。3番樋野も遊ゴロであっさりチェンジ。太田はわずか8球で上位打線を料理。両軍を通じて初めて、走者なしの三者凡退。
[3回ウラ]三沢
先頭打者はこちらも三沢高校の先発で唯一の2年生、8番滝上。初球を力なく打ち上げて浅い右飛に倒れて1死。9番立花は、井上の投球にまったく手も足も出ず、最後はボール球を振らされて三振。井上は三沢高校の下位打線に対しては一転してまるで見下したようにストレート攻め。最初の打席でカーブ攻めした1番八重沢に対しては、今度は内角攻め。的を絞らせない変幻自在の投球です。八重沢は5球目の内角球に当たり損ねの三ゴロ、三沢高校も三者凡退。
両投手が持ち味を発揮して、3人ずつで攻撃を終えました。(この段階では誰も知る由もないことですが、この試合、両軍を通じてまったく走者が塁に出なかったのは、後にも先にもこの3回だけなのであります‥‥)3回を終わって両軍得点がありません。 ※本文中の《青文字》はベンチの采配・作戦の狙いをシミュレーションしています。
|
|
|
|
※ご意見・ご感想、高校野球の話題はお気軽にBBS(掲示板)へどうぞ。 |
|
|
|
|
激闘の記憶と栄光の記録 Copyright © Y.Fujimura, All rights reserved. |
|
|